直線 $y = 2x$ と点 $A(0, 2)$ の間の距離を求める問題です。ただし、直線と点Aの距離とは、直線上の点と点A間の長さの最小値(つまり、点Aから直線に下ろした垂線の長さ)を指します。

幾何学点と直線の距離座標平面距離の公式線分
2025/4/7

1. 問題の内容

直線 y=2xy = 2x と点 A(0,2)A(0, 2) の間の距離を求める問題です。ただし、直線と点Aの距離とは、直線上の点と点A間の長さの最小値(つまり、点Aから直線に下ろした垂線の長さ)を指します。

2. 解き方の手順

点と直線の距離の公式を使用します。直線の方程式を一般形 ax+by+c=0ax + by + c = 0 に変形し、点 A(x0,y0)A(x_0, y_0) との距離を求める公式は次の通りです。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
まず、直線 y=2xy = 2x を一般形に変形します。
2xy=02x - y = 0
したがって、a=2a = 2, b=1b = -1, c=0c = 0 となります。
点Aの座標は (x0,y0)=(0,2)(x_0, y_0) = (0, 2) です。
これらの値を公式に代入します。
d=2(0)+(1)(2)+022+(1)2d = \frac{|2(0) + (-1)(2) + 0|}{\sqrt{2^2 + (-1)^2}}
d=24+1d = \frac{|-2|}{\sqrt{4 + 1}}
d=25d = \frac{2}{\sqrt{5}}
分母を有理化するために、分子と分母に 5\sqrt{5} を掛けます。
d=255d = \frac{2\sqrt{5}}{5}

3. 最終的な答え

255\frac{2\sqrt{5}}{5}

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