関数 $y=ax^2$ について、以下の2つの条件を満たすときの $a$ の値を求めます。 (1) グラフが点 $(8, -16)$ を通る。 (2) $x$ の値が $-4$ から $2$ まで増加するときの変化の割合が $-6$。

代数学二次関数関数の決定変化の割合
2025/4/7

1. 問題の内容

関数 y=ax2y=ax^2 について、以下の2つの条件を満たすときの aa の値を求めます。
(1) グラフが点 (8,16)(8, -16) を通る。
(2) xx の値が 4-4 から 22 まで増加するときの変化の割合が 6-6

2. 解き方の手順

(1) グラフが点 (8,16)(8, -16) を通る場合
(8,16)(8, -16)y=ax2y=ax^2 に代入します。
16=a(8)2-16 = a(8)^2
16=64a-16 = 64a
a=1664a = \frac{-16}{64}
a=14a = -\frac{1}{4}
(2) xx の値が 4-4 から 22 まで増加するときの変化の割合が 6-6 の場合
変化の割合は、yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量} で計算されます。
xx の増加量は 2(4)=62 - (-4) = 6 です。
x=4x=-4 のとき、y=a(4)2=16ay = a(-4)^2 = 16a
x=2x=2 のとき、y=a(2)2=4ay = a(2)^2 = 4a
yy の増加量は 4a16a=12a4a - 16a = -12a です。
変化の割合は 12a6=2a\frac{-12a}{6} = -2a です。
問題文より、変化の割合は 6-6 なので、
2a=6-2a = -6
a=62a = \frac{-6}{-2}
a=3a = 3

3. 最終的な答え

(1) a=14a = -\frac{1}{4}
(2) a=3a = 3

「代数学」の関連問題

与えられた2つの2次関数 $f(x) = x^2 - 2x + 1$ と $g(x) = -x^2 + 2ax - 6a + 13$ があります。 (1) $0 \le x \le 3$ における $...

二次関数最大値最小値不等式関数の定義域場合分け
2025/4/20

画像に書かれた計算問題を解く。問題は分数と指数関数を含んでいる。画像から問題を読み取ると、 $\frac{336}{7.17 - e^{-1.17}}$ となる。

指数関数分数計算
2025/4/20

与えられた式 $(x-2)(x+1)(x+2)(x+5)$ を展開する問題です。

多項式の展開因数分解代数式
2025/4/20

$k$ は定数とする。関数 $f(x) = (x^2 + 2x + 2)^2 - 2k(x^2 + 2x + 2) + k$ について、以下の問いに答える。 (1) $t = x^2 + 2x + 2...

二次関数最大値最小値平方完成関数のグラフ
2025/4/20

与えられた式 $(3x+1)^2 (3x-1)^2$ を計算し、できるだけ簡単な形で表す問題です。

展開多項式因数分解
2025/4/20

関数 $y = -x^2$ において、$x$ の変域が $-1 \le x \le 4$ のとき、$y$ の変域を求めよ。

二次関数放物線関数の変域最大値最小値
2025/4/20

$\frac{x+y}{5} = \frac{y+z}{6} = \frac{z+x}{7}$ のとき、$\frac{xy+yz+zx}{x^2+y^2+z^2}$ の値を求めよ。ただし、$x, y,...

連立方程式式の計算分数式
2025/4/20

関数 $y=2x^2$ において、$x$ の値が $1$ から $3$ まで増加するときの変化の割合を求めよ。

二次関数変化の割合
2025/4/20

次の方程式・不等式を解く問題です。 (1) $\sqrt[3]{9^x} = 3 \sqrt[4]{9^x}$ (2) $9^{x+1} + 80 \cdot 3^{x-1} - 1 = 0$ (3)...

指数不等式方程式指数関数対数関数
2025/4/20

与えられた多項式を整理する問題です。多項式は $2x - x^3 + xy - 3x^2 - y^2 + x^2y + 5$ です。

多項式整理次数
2025/4/20