(1) 変化の割合(傾き)が-2で、$x=3$のとき$y=-4$となる1次関数を求める。 (2) 2直線 $y=3x-5$ と $y=-x+7$ の交点の座標を求める。

代数学1次関数連立方程式傾き交点
2025/4/7

1. 問題の内容

(1) 変化の割合(傾き)が-2で、x=3x=3のときy=4y=-4となる1次関数を求める。
(2) 2直線 y=3x5y=3x-5y=x+7y=-x+7 の交点の座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 1次関数は一般的に y=ax+by = ax + b と表される。ここで、aaは傾き、bbは切片である。
問題より、傾きは-2なので、a=2a=-2となる。よって、1次関数は y=2x+by = -2x + b と表せる。
次に、x=3x=3のときy=4y=-4という条件から、bbを求める。
y=2x+by = -2x + bx=3x=3y=4y=-4 を代入する。
4=2(3)+b-4 = -2(3) + b
4=6+b-4 = -6 + b
b=4+6=2b = -4 + 6 = 2
したがって、1次関数は y=2x+2y = -2x + 2 となる。
(2) 2直線の交点は、2つの直線の方程式を連立させて解くことで求められる。
y=3x5y = 3x - 5
y=x+7y = -x + 7
これらを連立させて解く。yyについて解かれているので、
3x5=x+73x - 5 = -x + 7
3x+x=7+53x + x = 7 + 5
4x=124x = 12
x=124=3x = \frac{12}{4} = 3
x=3x=3をどちらかの式に代入してyyを求める。
y=3(3)5=95=4y = 3(3) - 5 = 9 - 5 = 4
よって、交点の座標は(3,4)(3, 4)となる。

3. 最終的な答え

(1) y=2x+2y = -2x + 2
(2) (3,4)(3, 4)

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