正の整数 $A$ と $B$ を $6$ で割ったときの余りがそれぞれ $2$ と $5$ であるとき、$A + 3B$ を $6$ で割ったときの余りを求めます。

算数剰余整数の性質余り
2025/4/7

1. 問題の内容

正の整数 AABB66 で割ったときの余りがそれぞれ 2255 であるとき、A+3BA + 3B66 で割ったときの余りを求めます。

2. 解き方の手順

AA66 で割ったときの余りが 22 であるので、整数 mm を用いて
A=6m+2A = 6m + 2
と表せます。
同様に、BB66 で割ったときの余りが 55 であるので、整数 nn を用いて
B=6n+5B = 6n + 5
と表せます。
したがって、
A+3B=(6m+2)+3(6n+5)=6m+2+18n+15=6m+18n+17A + 3B = (6m + 2) + 3(6n + 5) = 6m + 2 + 18n + 15 = 6m + 18n + 17
となります。
ここで、6m+18n+176m + 18n + 1766 で割ったときの余りを求めるために、次のように変形します。
6m+18n+17=6m+18n+12+5=6(m+3n+2)+56m + 18n + 17 = 6m + 18n + 12 + 5 = 6(m + 3n + 2) + 5
m+3n+2m + 3n + 2 は整数なので、A+3BA + 3B66 で割ったときの余りは 55 です。

3. 最終的な答え

5

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