問題文は、規則的に折り紙を貼り合わせて正方形を作るという設定で、表の空欄を埋めたり、特定の正方形を作るために必要な折り紙の枚数を求めたり、面積を計算したりする問題です。具体的には、 * 問1: 表中のア、イに当てはまる数を求める。 * 問2: 9番目の正方形を作るとき、8番目の正方形に何枚の折り紙を貼り合わせるか求める。 * 問3: 4番目の正方形で、折り紙が2枚以上重なっている部分の面積の和を求める。

算数規則性数列面積幾何
2025/4/7

1. 問題の内容

問題文は、規則的に折り紙を貼り合わせて正方形を作るという設定で、表の空欄を埋めたり、特定の正方形を作るために必要な折り紙の枚数を求めたり、面積を計算したりする問題です。具体的には、
* 問1: 表中のア、イに当てはまる数を求める。
* 問2: 9番目の正方形を作るとき、8番目の正方形に何枚の折り紙を貼り合わせるか求める。
* 問3: 4番目の正方形で、折り紙が2枚以上重なっている部分の面積の和を求める。

2. 解き方の手順

**問1:**
* アについて:正方形の一辺の長さは、1番目が5cm、2番目が9cm、3番目が13cm、4番目が17cm、6番目が25cmなので、等差数列になっていることがわかります。公差は95=49-5 = 4であるため、5番目の正方形の一辺の長さは17+4=2117 + 4 = 21cmとなります。
* イについて:4枚の折り紙の重なりの個数は、0, 1, 4, 9, 16と並んでいるので、これは平方数 n2n^2 の数列であることがわかります。したがって、5番目の正方形の4枚の折り紙の重なりの個数は、51=45-1 = 4より42=164^2 = 16。6番目の4枚の折り紙の重なりの個数は、61=56-1=5より52=255^2 = 25となります。
**問2:**
* n番目の正方形を作るには、n枚の折り紙を縦横に並べる必要があることから、必要な折り紙の総数は n2n^2 枚となります。
* したがって、9番目の正方形を作るには 92=819^2 = 81 枚の折り紙が必要です。
* 8番目の正方形を作るには 82=648^2 = 64 枚の折り紙が必要です。
* よって、9番目の正方形を作るために8番目の正方形に貼り合わせる折り紙の枚数は 8164=1781 - 64 = 17枚となります。
**問3:**
* 4番目の正方形では、2枚の折り紙が重なっている部分は縦横に3本ずつあります。それぞれの長さは5cm - 1cm x 2 = 3cm です。
* 4枚の折り紙が重なっている部分は4x4の正方形内に9個あります。
* 2枚の折り紙が重なっている部分の面積は、(52×1)×1×2×4(5 - 2 \times 1) \times 1 \times 2 \times 4です。これは縦の重なり4箇所と横の重なり4箇所からきますが、4重になっている部分を重複して数えているので、4重になっている部分を差し引く必要があります。
* よって2枚以上重なっている面積は、2×3×4+4×1=24+9×1×1=24+9=33cm22 \times 3 \times 4 + 4 \times 1 = 24 + 9 \times 1 \times 1 = 24+9=33 cm^2 となります。
* 4番目の正方形の図をみると、2枚重なっている部分が十字に交差するように存在し、その交差部分が4枚重なっている部分である。縦の重なりと横の重なりはそれぞれ3箇所ずつ。
したがって2×(4番目の正方形の一辺の長さ2×1)×1×39×1×1=(172)×69=15×69=909=812 \times (4番目の正方形の一辺の長さ - 2 \times 1) \times 1 \times 3 - 9 \times 1 \times 1 = (17 - 2) \times 6 - 9 = 15 \times 6 - 9 = 90 - 9 = 81
* 4枚の折り紙が重なっている部分は、3×3=93 \times 3 = 9 個あります。それぞれの面積は 1×1=1cm21 \times 1 = 1 cm^2です。
* 2枚以上重なっている部分の面積は、(2×3×1×3+9×1×1=18+9=27cm22 \times 3 \times 1 \times 3 + 9 \times 1 \times 1 = 18 + 9 = 27 cm^2) となります。

3. 最終的な答え

* 問1: ア=21, イ=25
* 問2: 17枚
* 問3: 81cm281 cm^2

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