2次方程式 $2x^2 + 4x + 3m - 10 = 0$ が異なる2つの実数解を持つときの、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式不等式実数解
2025/4/8

1. 問題の内容

2次方程式 2x2+4x+3m10=02x^2 + 4x + 3m - 10 = 0 が異なる2つの実数解を持つときの、定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 DDD>0D > 0 となることです。
まず、与えられた2次方程式の判別式 DD を計算します。
ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式は D=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
この問題では、a=2a = 2, b=4b = 4, c=3m10c = 3m - 10 なので、判別式 DD は以下のようになります。
D=424(2)(3m10)D = 4^2 - 4(2)(3m - 10)
D=168(3m10)D = 16 - 8(3m - 10)
D=1624m+80D = 16 - 24m + 80
D=9624mD = 96 - 24m
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 でなければなりません。
したがって、9624m>096 - 24m > 0 となります。
この不等式を mm について解きます。
9624m>096 - 24m > 0
24m>96-24m > -96
24m<9624m < 96
m<9624m < \frac{96}{24}
m<4m < 4

3. 最終的な答え

m<4m < 4

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