(1) 箱ひげ図から四分位範囲を求める。 (2) 箱に入った赤玉の個数を推定する。 (3) 3枚の硬貨を同時に投げたとき、1枚だけが表となる確率を求める。

確率論・統計学箱ひげ図四分位範囲確率期待値
2025/4/8

1. 問題の内容

(1) 箱ひげ図から四分位範囲を求める。
(2) 箱に入った赤玉の個数を推定する。
(3) 3枚の硬貨を同時に投げたとき、1枚だけが表となる確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 四分位範囲は、第3四分位数から第1四分位数を引いた値です。箱ひげ図から、第1四分位数は30kg、第3四分位数は38kgと読み取れます。したがって、四分位範囲は 3830=838 - 30 = 8 kgとなります。
(2) 20個の玉を取り出したとき、赤玉が7個であったことから、赤玉の割合は 720\frac{7}{20} と推定できます。箱の中には合計400個の玉が入っているので、赤玉の個数は 400×720400 \times \frac{7}{20} で推定できます。
400×720=20×7=140400 \times \frac{7}{20} = 20 \times 7 = 140
(3) 3枚の硬貨を投げたとき、すべての組み合わせは 23=82^3 = 8 通りです。1枚だけが表となる場合は、(表, 裏, 裏), (裏, 表, 裏), (裏, 裏, 表) の3通りです。したがって、確率は 38\frac{3}{8} となります。

3. 最終的な答え

(1) 8 kg
(2) 140個
(3) 38\frac{3}{8}

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