問題3は正六角形上の点の移動に関する確率の問題、問題4は2次関数のグラフに関する問題です。

確率論・統計学確率場合の数二次関数幾何
2025/4/11

1. 問題の内容

問題3は正六角形上の点の移動に関する確率の問題、問題4は2次関数のグラフに関する問題です。

2. 解き方の手順

問題3:
(1)大きいさいころと小さいさいころの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。○と●が同じ頂点になるのは、以下の組み合わせです。
* (大, 小) = (1, 5), (2, 4), (3, 3), (4, 2), (5, 1), (6, 6) の6通り
したがって、確率は 6/36=1/66/36 = 1/6
(2)正五角形の場合も同様に考えます。
出方は全部で36通り。隣り合う頂点になるのは、以下の組み合わせです。
* (1,1),(1,2), (2,1),(2,2), (3,1),(3,2), (4,1),(4,2)
* (5,4),(5,5),(6,4),(6,5)
これらで合計12通りとなるので確率は、12/36=1/312/36 = 1/3 となります。
問題4:
(1)関数 y=ax2y = ax^2 にA(-2,1)を代入すると、 1=a(2)2=4a1 = a(-2)^2 = 4a 。したがって、a=1/4a = 1/4
(2)A(-2, 1), B(6, b)なので、Bのy座標は b=(1/4)(62)=9b = (1/4)(6^2) = 9 となります。
直線ABの傾きは、916(2)=88=1\frac{9 - 1}{6 - (-2)} = \frac{8}{8} = 1
直線ABの式は、y1=1(x+2)y - 1 = 1(x + 2) より、y=x+3y = x + 3。y軸との交点は (0, 3)なので、y切片は3。
OAB\triangle OAB の面積は、ABを底辺、原点から直線ABまでの距離を高さとすると計算できます。
AB=(6(2))2+(91)2=82+82=82AB = \sqrt{(6-(-2))^2 + (9-1)^2} = \sqrt{8^2 + 8^2} = 8\sqrt{2}
直線ABの式は、xy+3=0x - y + 3 = 0 なので、原点から直線ABまでの距離は、h=00+312+(1)2=32=322h = \frac{|0 - 0 + 3|}{\sqrt{1^2 + (-1)^2}} = \frac{3}{\sqrt{2}} = \frac{3\sqrt{2}}{2}
面積 =12×82×322=12cm2= \frac{1}{2} \times 8\sqrt{2} \times \frac{3\sqrt{2}}{2} = 12 cm^2
(3)ACがx軸に平行なのでCのy座標はAと同じで1。Cは y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 上にあるので、1=14x21 = \frac{1}{4}x^2 を解くと、x=±2x = \pm 2 。点Aと異なるので、Cのx座標は2。C(2, 1)。
四角形ACDEが平行四辺形なので、AE//CDかつAC//DE。ACはx軸に平行なので、DEもx軸に平行。Dのy座標はEと同じである。Eはy軸上にあるので、Eの座標を(0, t)とする。CD//AEよりDのy座標もt。
Dは y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 上にあるので、Dの座標を (x,t)=(x,14x2)(x, t) = (x, \frac{1}{4}x^2) とすると、CD=(2x)2+(114x2)2CD = \sqrt{(2-x)^2 + (1 - \frac{1}{4}x^2)^2}. AEのx座標は-2なので、CD =

2. D(-2, 1)になるので、Eのy座標は

1. したがって、E(0,1)となり、D(-2, 1)。

3. 最終的な答え

問題3:
(1) ケコ = 1/6
(2) ク = 1, ケコ = 3
問題4:
(1) ア = 1/4, イ = 1/4
(2) ウ = 1, エ = 3, オカ = 12
(3) キ = 2, ク = 1, ケ = -2, コ = 1, サ = 0, シ = 1

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