ある博物館の入館料について、大人2人と子供3人では2500円である。また、大人1人と子供25人で入館したところ、大人は200円引き、子供は2割引で合計6600円だった。大人1人の入館料を$x$円、子供1人の入館料を$y$円として、$x$と$y$を求める。

代数学連立方程式文章問題料金方程式
2025/4/8

1. 問題の内容

ある博物館の入館料について、大人2人と子供3人では2500円である。また、大人1人と子供25人で入館したところ、大人は200円引き、子供は2割引で合計6600円だった。大人1人の入館料をxx円、子供1人の入館料をyy円として、xxyyを求める。

2. 解き方の手順

まず、問題文から連立方程式を作る。
最初の条件から、
2x+3y=25002x + 3y = 2500
次の条件から、大人は200円引きなので、x200x - 200、子供は2割引なので、0.8y0.8yとなる。
したがって、
1(x200)+25(0.8y)=66001 \cdot (x - 200) + 25 \cdot (0.8y) = 6600
x200+20y=6600x - 200 + 20y = 6600
x+20y=6800x + 20y = 6800
これで、以下の連立方程式が得られた。
2x+3y=25002x + 3y = 2500
x+20y=6800x + 20y = 6800
2番目の式を2倍して、
2x+40y=136002x + 40y = 13600
1番目の式から引くと、
(2x+40y)(2x+3y)=136002500(2x + 40y) - (2x + 3y) = 13600 - 2500
37y=1110037y = 11100
y=1110037=300y = \frac{11100}{37} = 300
これを2番目の式に代入すると、
x+20300=6800x + 20 \cdot 300 = 6800
x+6000=6800x + 6000 = 6800
x=800x = 800

3. 最終的な答え

大人1人の入館料は800円、子供1人の入館料は300円

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