7個の数字 $0, 1, 2, 3, 4, 5, 6$ から異なる5個を選んで5桁の整数を作るとき、作れる5桁の整数の個数と、そのうち奇数であるものの個数を求める問題です。
2025/4/8
1. 問題の内容
7個の数字 から異なる5個を選んで5桁の整数を作るとき、作れる5桁の整数の個数と、そのうち奇数であるものの個数を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、5桁の整数全体の個数を計算します。
* 1桁目(一番左)は0以外の数字なので、6通りの選び方があります。
* 2桁目以降は残りの6個の数字から選ぶので、順に6通り、5通り、4通り、3通りの選び方があります。
したがって、5桁の整数全体の個数は、
個です。
次に、5桁の奇数の個数を計算します。
5桁の数が奇数であるためには、1の位が奇数である必要があります。
与えられた数字のうち奇数は1, 3, 5の3つです。
場合分けをして考えます。
(i) 1の位が奇数で、かつ、万の位が0でない場合
1の位は1, 3, 5のいずれかなので3通り。
万の位は0と、1の位で使用した奇数以外の5通り。
千の位は残りの5通り。
百の位は残りの4通り。
十の位は残りの3通り。
よって、
通り。
(ii) 1の位が奇数で、かつ、万の位が0である場合
この場合は万の位に0がきていないので、(i)の場合に含まれています。
したがって、5桁の奇数は900個です。
3. 最終的な答え
5桁の整数は2160個できる。
奇数は900個できる。