赤玉3個、白玉6個、青玉1個を1列に並べる並べ方の総数を求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数重複順列
2025/4/8

1. 問題の内容

赤玉3個、白玉6個、青玉1個を1列に並べる並べ方の総数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、すべての玉を区別できるものとして考えると、全部で 3+6+1=103 + 6 + 1 = 10 個の玉を並べる順列は 10!10! 通りあります。
しかし、赤玉は3個とも同じものであり、白玉は6個とも同じものであるため、重複を解消する必要があります。
赤玉の並べ方の重複は 3!3! 通り、白玉の並べ方の重複は 6!6! 通りです。
したがって、求める並べ方は、全体の順列の数を、それぞれの重複の数で割ったものになります。
つまり、
10!3!×6!\frac{10!}{3! \times 6!}
計算すると、
10×9×8×7×6×5×4×3×2×1(3×2×1)×(6×5×4×3×2×1)=10×9×8×73×2×1=10×3×4×7=840\frac{10 \times 9 \times 8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1) \times (6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1)} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 \times 7 = 840

3. 最終的な答え

840通り

「確率論・統計学」の関連問題

袋の中に赤玉が2個、白玉が4個入っている。この袋から1個の玉を取り出すとき、白玉が出る確率を求める。

確率確率計算場合の数
2025/4/20

表の出る確率が $p$ (ただし $0 < p < 1$)であるコインを何回か投げて、同じ面が続けて2回出たところで終了とする。1回目に裏が出たとき、最後に表が2回出て終了となる確率を求めよ。

確率条件付き確率期待値コイン
2025/4/20

表が出る確率が $p$ ($0<p<1$) であるコインを投げ、同じ面が続けて2回出たら終了する。1回目に裏が出たとき、最後に表が2回出て終了する確率を求めよ。

確率条件付き確率期待値数列無限級数
2025/4/20

表が出る確率が $p$ ($0 < p < 1$) であるコインを投げ、同じ面が続けて2回出たら終了する。1回目に裏が出たとき、最後に表が2回出て終了する確率を求める。

確率コイン条件付き確率漸化式
2025/4/20

太郎さんは、ある調査結果から得られるZの値に基づいて、「会社Kで製造されたミネラルウォーターの内容量の平均が1000mLではない」と判断できるかどうかを検討しています。問題文中の空欄「ス」、「セ」、「...

仮説検定有意水準p値統計的推測
2025/4/20

ある会社Kで製造されたミネラルウォーターの内容量について、母平均 $m$、母標準偏差 $35$ とする。帰無仮説を $m=1000$、対立仮説を $m \neq 1000$ として仮説検定を行う。無作...

仮説検定正規分布標本平均中心極限定理標準化
2025/4/20

赤い袋に1と2のカードが、白い袋に2と4のカードが入っている。それぞれの袋から1枚ずつカードを取り出すとき、赤い袋から取り出した数を確率変数A、白い袋から取り出した数を確率変数Bとする。 (1) A=...

確率確率変数期待値分散確率分布
2025/4/20

(1) 3つの穴A, B, Cに玉をそれぞれ等しい確率で入れるゲームを4回行う。 * 1回だけAに入る確率を求めよ。 * 1回もAに入らない確率を求めよ。 * 2回...

確率組み合わせ二項分布条件付き確率
2025/4/20

3つのサイコロを投げたとき、出る目の和が10となる確率を求めよ。

確率サイコロ組み合わせ
2025/4/20

2年生6人と1年生4人のグループから代表4人を選ぶ。 (1) 代表4人の選び方は何通りあるか。 (2) 2年生のAさんが選ばれる選び方は何通りあるか。 (3) 2年生3人、1年生1人が選ばれる選び方は...

組み合わせ場合の数順列
2025/4/20