この問題は、2つの円の方程式を求める問題です。 (1) 原点O(0,0)と点A(4,2)を直径の両端とする円の方程式を求めます。 (2) 原点O(0,0)、点A(4,2)、点B(-3,1)の3点を通る円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式座標平面
2025/4/8

1. 問題の内容

この問題は、2つの円の方程式を求める問題です。
(1) 原点O(0,0)と点A(4,2)を直径の両端とする円の方程式を求めます。
(2) 原点O(0,0)、点A(4,2)、点B(-3,1)の3点を通る円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 原点O(0,0)と点A(4,2)を直径の両端とする円の方程式を求める場合:
円の中心は、線分OAの中点であり、その座標は((0+4)/2,(0+2)/2)=(2,1)((0+4)/2, (0+2)/2) = (2, 1)となります。
円の半径は、中心(2,1)から点A(4,2)までの距離に等しく、(42)2+(21)2=22+12=5\sqrt{(4-2)^2 + (2-1)^2} = \sqrt{2^2 + 1^2} = \sqrt{5}となります。
したがって、円の方程式は、
(x2)2+(y1)2=(5)2(x - 2)^2 + (y - 1)^2 = (\sqrt{5})^2
x24x+4+y22y+1=5x^2 - 4x + 4 + y^2 - 2y + 1 = 5
x2+y24x2y=0x^2 + y^2 - 4x - 2y = 0
となります。
(2) 原点O(0,0)、点A(4,2)、点B(-3,1)の3点を通る円の方程式を求める場合:
円の方程式を一般形x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0とおきます。
O(0,0)を通るので、n=0n=0
A(4,2)を通るので、42+22+4l+2m=04^2 + 2^2 + 4l + 2m = 0より、16+4+4l+2m=016 + 4 + 4l + 2m = 0。したがって、4l+2m=204l + 2m = -20となり、2l+m=102l + m = -10となります。
B(-3,1)を通るので、 (3)2+123l+m=0(-3)^2 + 1^2 - 3l + m = 0より、9+13l+m=09 + 1 - 3l + m = 0。したがって、3l+m=10-3l + m = -10となります。
2l+m=102l + m = -103l+m=10-3l + m = -10の連立方程式を解きます。
2l+m=102l + m = -10から3l+m=10-3l + m = -10を引くと、5l=05l = 0となるので、l=0l=0
l=0l=02l+m=102l + m = -10に代入すると、m=10m = -10となります。
したがって、求める円の方程式は、x2+y210y=0x^2 + y^2 - 10y = 0となります。

3. 最終的な答え

(1) 原点O(0,0)と点A(4,2)を直径の両端とする円の方程式は、x2+y24x2y=0x^2 + y^2 - 4x - 2y = 0
(2) 原点O(0,0)、点A(4,2)、点B(-3,1)の3点を通る円の方程式は、x2+y210y=0x^2 + y^2 - 10y = 0

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