直線 $y = \frac{1}{2}x$ に関して点 A(2, 8) と対称な点 B の座標を求める。

幾何学座標平面対称点直線連立方程式
2025/6/21

1. 問題の内容

直線 y=12xy = \frac{1}{2}x に関して点 A(2, 8) と対称な点 B の座標を求める。

2. 解き方の手順

点 B の座標を (x, y) とする。
(1) 線分 AB の中点は、直線 y=12xy = \frac{1}{2}x 上にある。線分 AB の中点を M とすると、M の座標は (x+22,y+82)(\frac{x+2}{2}, \frac{y+8}{2}) である。
M が直線 y=12xy = \frac{1}{2}x 上にあるので、
y+82=12x+22\frac{y+8}{2} = \frac{1}{2} \cdot \frac{x+2}{2}
y+8=12(x+2)y+8 = \frac{1}{2}(x+2)
2y+16=x+22y + 16 = x + 2
x2y=14x - 2y = 14 ...(1)
(2) 線分 AB は、直線 y=12xy = \frac{1}{2}x と垂直に交わる。直線 y=12xy = \frac{1}{2}x の傾きは 12\frac{1}{2} である。
線分 AB の傾きは y8x2\frac{y-8}{x-2} である。
2 つの直線が垂直に交わる条件は、それぞれの傾きの積が -1 であることなので、
12y8x2=1\frac{1}{2} \cdot \frac{y-8}{x-2} = -1
y8=2(x2)y - 8 = -2(x - 2)
y8=2x+4y - 8 = -2x + 4
2x+y=122x + y = 12 ...(2)
(1)と(2)の連立方程式を解く。
x2y=14x - 2y = 14 ...(1)
2x+y=122x + y = 12 ...(2)
(2)より y=122xy = 12 - 2x。これを(1)に代入すると、
x2(122x)=14x - 2(12 - 2x) = 14
x24+4x=14x - 24 + 4x = 14
5x=385x = 38
x=385x = \frac{38}{5}
y=122385=12765=60765=165y = 12 - 2 \cdot \frac{38}{5} = 12 - \frac{76}{5} = \frac{60 - 76}{5} = -\frac{16}{5}
したがって、点 B の座標は (385,165)(\frac{38}{5}, -\frac{16}{5}) である。

3. 最終的な答え

(385,165)(\frac{38}{5}, -\frac{16}{5})

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