この問題は、以下の4つの小問から構成されています。 (1) 点 $(1, 2, -1)$ を通り、ベクトル $(2, -1, 3)$ に直交する平面の方程式を求める問題。 (2) 点 $(0, 1, 1)$ と平面 $x + y - 4z = 5$ との距離を求める問題。 (3) 2つの直線 $x = \frac{y-1}{2} = z-3$ と $\frac{x-1}{2} = \frac{y-2}{2} = z$ の位置関係を判定する問題。 (4) 平面 $2x + y + z - 1 = 0$ と直線 $\frac{x}{2} = y-1 = z-3$ の交点を求める問題。
2025/6/21
1. 問題の内容
この問題は、以下の4つの小問から構成されています。
(1) 点 を通り、ベクトル に直交する平面の方程式を求める問題。
(2) 点 と平面 との距離を求める問題。
(3) 2つの直線 と の位置関係を判定する問題。
(4) 平面 と直線 の交点を求める問題。
2. 解き方の手順
(1)
平面の方程式は、 で表されます。ここで、 は法線ベクトル、 は平面上の点です。この問題では、法線ベクトルが 、点が なので、平面の方程式は次のようになります。
これを整理すると、
(2)
点 と平面 との距離 は、次の式で求められます。
この問題では、点 、平面 なので、
(3)
直線 は、 と書けるので、方向ベクトルは です。
直線 は、 と書けるので、方向ベクトルは です。
方向ベクトルが平行ではないので、2つの直線は平行ではありません。
直線上の点 と をそれぞれ選び、方向ベクトルと共に並行六面体の体積を求めます。
ベクトルはそれぞれ
体積は
であるので、ねじれの位置にあります。
(4)
直線 とおくと、, , と表せます。
これを平面の方程式 に代入すると、
したがって、, ,
交点は
3. 最終的な答え
(1)
1. 2x - y + 3z + 3 = 0
(2)
2. $\frac{4\sqrt{2}}{3}$
(3)
3. ねじれの位置。
(4)