三角形の頂点を A, B, C とし、各辺の中点をそれぞれ D, E, F とします。
D = (2,1), E = (−1,4), F = (−2,3) とします。 中点連結定理を利用します。中点連結定理より、DEは辺ACに平行であり、長さはACの半分です。同様に、EFは辺ABに平行であり、FDは辺BCに平行です。
頂点Aの座標を(xA,yA)、頂点Bの座標を(xB,yB)、頂点Cの座標を(xC,yC)とします。 中点の座標の公式より、
D=(2xA+xB,2yA+yB)=(2,1) E=(2xB+xC,2yB+yC)=(−1,4) F=(2xC+xA,2yC+yA)=(−2,3) これらの式から、以下の連立方程式が得られます。
xA+xB=4 (1) yA+yB=2 (2) xB+xC=−2 (3) yB+yC=8 (4) xC+xA=−4 (5) yC+yA=6 (6) (1) + (3) + (5)より
2(xA+xB+xC)=4−2−4=−2 xA+xB+xC=−1 (7) (7) - (3)より xA=−1−(−2)=1 (7) - (5)より xB=−1−(−4)=3 (7) - (1)より xC=−1−4=−5 (2) + (4) + (6)より
2(yA+yB+yC)=2+8+6=16 yA+yB+yC=8 (8) (8) - (4)より yA=8−8=0 (8) - (6)より yB=8−6=2 (8) - (2)より yC=8−2=6 したがって、頂点の座標はA(1, 0), B(3, 2), C(-5, 6)となります。
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