三角形ABCにおいて、辺cの長さが $\sqrt{2}$、角Cが45°、辺bの長さが1のとき、角Bの大きさを求める問題です。

幾何学三角形正弦定理角度三角比
2025/6/21

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、辺cの長さが 2\sqrt{2}、角Cが45°、辺bの長さが1のとき、角Bの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いて角Bを求めます。正弦定理は、三角形の辺の長さと対角の正弦の比が等しいというものです。つまり、
asinA=bsinB=csinC\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
今回は、辺b、辺c、角Cがわかっているので、以下の式を使います。
bsinB=csinC\frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
値を代入すると、
1sinB=2sin45\frac{1}{\sin B} = \frac{\sqrt{2}}{\sin 45^\circ}
sin45=12\sin 45^\circ = \frac{1}{\sqrt{2}} なので、
1sinB=212\frac{1}{\sin B} = \frac{\sqrt{2}}{\frac{1}{\sqrt{2}}}
1sinB=2×2=2\frac{1}{\sin B} = \sqrt{2} \times \sqrt{2} = 2
sinB=12\sin B = \frac{1}{2}
sinB=12\sin B = \frac{1}{2} となる角Bは、30° または 150° です。
しかし、角Cが45°なので、角Bが150°の場合、角Aは負の値になってしまい三角形として成り立ちません。
A=180BCA = 180^\circ - B - C
A=18015045=15A = 180^\circ - 150^\circ - 45^\circ = -15^\circ
したがって、角Bは30°です。

3. 最終的な答え

B = 30°

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