点A(-2, 0)からの距離と点B(1, 0)からの距離の比が2:1である点Pの軌跡を求める。

幾何学軌跡距離
2025/6/21

1. 問題の内容

点A(-2, 0)からの距離と点B(1, 0)からの距離の比が2:1である点Pの軌跡を求める。

2. 解き方の手順

点Pの座標を(x,y)(x, y)とする。
点Pから点Aまでの距離PAは、
PA=(x(2))2+(y0)2=(x+2)2+y2PA = \sqrt{(x - (-2))^2 + (y - 0)^2} = \sqrt{(x+2)^2 + y^2}
点Pから点Bまでの距離PBは、
PB=(x1)2+(y0)2=(x1)2+y2PB = \sqrt{(x - 1)^2 + (y - 0)^2} = \sqrt{(x-1)^2 + y^2}
問題文より、PA:PB=2:1PA:PB = 2:1なので、
PA=2PBPA = 2PB
両辺を2乗すると、
PA2=4PB2PA^2 = 4PB^2
それぞれの距離の2乗を代入すると、
(x+2)2+y2=4((x1)2+y2)(x+2)^2 + y^2 = 4((x-1)^2 + y^2)
展開すると、
x2+4x+4+y2=4(x22x+1+y2)x^2 + 4x + 4 + y^2 = 4(x^2 - 2x + 1 + y^2)
x2+4x+4+y2=4x28x+4+4y2x^2 + 4x + 4 + y^2 = 4x^2 - 8x + 4 + 4y^2
移項して整理すると、
3x212x+3y2=03x^2 - 12x + 3y^2 = 0
両辺を3で割ると、
x24x+y2=0x^2 - 4x + y^2 = 0
平方完成すると、
(x24x+4)+y2=4(x^2 - 4x + 4) + y^2 = 4
(x2)2+y2=22(x - 2)^2 + y^2 = 2^2
これは、中心(2, 0)、半径2の円を表す。

3. 最終的な答え

(x2)2+y2=4(x - 2)^2 + y^2 = 4
中心(2, 0)、半径2の円

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