平行六面体OABC-DEFGにおいて、OA = 4, OC = OD = 2, ∠AOC = ∠COD = ∠DOA = 60° とする。線分OAをt:(1-t)に内分する点をP、線分OCの中点をQ、線分AEの中点をRとおく。 (1) $\vec{a} \cdot \vec{c}$, $\vec{c} \cdot \vec{d}$, $\vec{d} \cdot \vec{a}$ を求め、 $\overrightarrow{QR} = -\frac{\boxed{エ}}{\boxed{オ}} \vec{a} + \frac{\boxed{カ}}{\boxed{キ}} \vec{c} + \frac{\boxed{ク}}{\boxed{ケ}} \vec{d}$ と表し、 $|\overrightarrow{QB}|^2$ を求める。 (2) 平面PQRと線分GFが共有点を持つためのtの条件を考える。点Mは線分GF上にあることから、$\overrightarrow{OM} = \overrightarrow{OG} + m \overrightarrow{GF}$ と表せる。点Mは平面PQR上にあることから、実数k, lを用いて $\overrightarrow{OM} = \overrightarrow{OQ} + k \overrightarrow{QP} + l \overrightarrow{QR}$ と表せる。 これらの式から、$k$ と $l$ を求め、$t$ の条件を求める。
2025/6/21
1. 問題の内容
平行六面体OABC-DEFGにおいて、OA = 4, OC = OD = 2, ∠AOC = ∠COD = ∠DOA = 60° とする。線分OAをt:(1-t)に内分する点をP、線分OCの中点をQ、線分AEの中点をRとおく。
(1) , , を求め、 と表し、 を求める。
(2) 平面PQRと線分GFが共有点を持つためのtの条件を考える。点Mは線分GF上にあることから、 と表せる。点Mは平面PQR上にあることから、実数k, lを用いて と表せる。 これらの式から、 と を求め、 の条件を求める。
2. 解き方の手順
(1)
(2)
係数比較
よって
なので
のとき、 。 よって、 かつ となり 。これは条件 に反する。
のとき、。 よって、 かつ 。これは条件 に反する。
ただし、 より 。よって 。
また、 より 。 よって。 。
このときとなるので、のときでなければならないので、常に成立。
3. 最終的な答え
よって解答群は②