台形ABCDにおいて、ADとBCは平行であり、AD = 4 cm、BC = 10 cmです。辺ABの中点をEとし、Eから辺BCに平行な直線を引きます。この直線がBDとCDと交わる点をそれぞれF,Gとします。線分EFとEGの長さを求めてください。

幾何学台形中点連結定理相似平行線
2025/4/8

1. 問題の内容

台形ABCDにおいて、ADとBCは平行であり、AD = 4 cm、BC = 10 cmです。辺ABの中点をEとし、Eから辺BCに平行な直線を引きます。この直線がBDとCDと交わる点をそれぞれF,Gとします。線分EFとEGの長さを求めてください。

2. 解き方の手順

* **EFの長さを求める**
* EはABの中点であり、EFはBCに平行なので、中点連結定理より、EFは三角形ABDにおいて、ADと平行な中点連結線になります。よって、EFは三角形ABDの辺ADとBCの中点連結線であるため、
EF=AD+BE2EF = \frac{AD+BE}{2}
ただし、ここでAD=4AD=4BE=12BC=5BE = \frac{1}{2}BC = 5なので, 上記式は正しくありません。
三角形ABDにおいて、EはABの中点であり、EF//ADであるから、FはBDの中点である。
したがって、EFは三角形ABDの中点連結線であるから、
EF=12ADEF = \frac{1}{2} AD
EF=12×4=2EF = \frac{1}{2} \times 4 = 2 cm
* **EGの長さを求める**
* EはABの中点であり、EGはBCに平行なので、EGは台形ABCDの中点連結線になります。したがって、EGの長さはADとBCの平均になります。
EG=AD+BC2EG = \frac{AD + BC}{2}
EG=4+102=142=7EG = \frac{4 + 10}{2} = \frac{14}{2} = 7 cm

3. 最終的な答え

EF = 2 cm
EG = 7 cm

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