実数全体を全体集合とし、部分集合 A を $A = \{x \mid x < -2, 7 \le x\}$、B を $B = \{x \mid x < 3\}$ とする。このとき、集合 $\overline{A \cup B}$ に属する整数の個数を求める問題。ここで、$\overline{A \cup B}$ は $A \cup B$ の補集合を表す。

代数学集合補集合不等式整数の個数
2025/4/8

1. 問題の内容

実数全体を全体集合とし、部分集合 A を A={xx<2,7x}A = \{x \mid x < -2, 7 \le x\}、B を B={xx<3}B = \{x \mid x < 3\} とする。このとき、集合 AB\overline{A \cup B} に属する整数の個数を求める問題。ここで、AB\overline{A \cup B}ABA \cup B の補集合を表す。

2. 解き方の手順

まず、AABB の範囲を数直線上に表すことを考えます。
AA は、x<2x < -2 または 7x7 \le x を満たす実数です。
BB は、x<3x < 3 を満たす実数です。
ABA \cup B は、AABB の和集合なので、x<3x < 3 または 7x7 \le x を満たす実数です。
次に、ABA \cup B の補集合 AB\overline{A \cup B} を求めます。AB\overline{A \cup B} は、ABA \cup B に含まれない実数全体の集合なので、ABA \cup B の範囲を否定することで求められます。
ABA \cup B は、x<3x < 3 または 7x7 \le x でしたので、AB\overline{A \cup B}3x<73 \le x < 7 を満たす実数です。
最後に、AB\overline{A \cup B} に属する整数を求めます。3x<73 \le x < 7 を満たす整数は、3, 4, 5, 6 の4つです。したがって、AB\overline{A \cup B} に属する整数は4個です。

3. 最終的な答え

4個

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