方程式 $\log_2(x+1) + \log_2(x-2) = 2$ を解いて、$x$の値を求める問題です。

代数学対数対数方程式二次方程式真数条件
2025/4/8

1. 問題の内容

方程式 log2(x+1)+log2(x2)=2\log_2(x+1) + \log_2(x-2) = 2 を解いて、xxの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、対数の性質を用いて、左辺をまとめます。対数の和は、真数の積で表せるので、
log2(x+1)+log2(x2)=log2((x+1)(x2))\log_2(x+1) + \log_2(x-2) = \log_2((x+1)(x-2))
したがって、方程式は
log2((x+1)(x2))=2\log_2((x+1)(x-2)) = 2
次に、対数の定義から、
(x+1)(x2)=22(x+1)(x-2) = 2^2
(x+1)(x2)=4(x+1)(x-2) = 4
展開して整理すると、
x22x+x2=4x^2 - 2x + x - 2 = 4
x2x2=4x^2 - x - 2 = 4
x2x6=0x^2 - x - 6 = 0
この2次方程式を解きます。因数分解すると、
(x3)(x+2)=0(x-3)(x+2) = 0
よって、x=3x=3 または x=2x=-2
ただし、対数の真数は正でなければならないので、x+1>0x+1 > 0 かつ x2>0x-2 > 0 である必要があります。つまり、x>1x > -1 かつ x>2x > 2 でなければなりません。
したがって、x>2x>2である必要があるので、x=3x=3 は条件を満たしますが、x=2x=-2 は条件を満たしません。

3. 最終的な答え

x=3x = 3

「代数学」の関連問題

次の不等式を満たす最大の自然数 $n$ を求める問題です。 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$

不等式一次不等式自然数数式処理
2025/6/15

次の不等式を満たす最小の自然数 $n$ を求めよ。 $600 + 25(n-20) \le 32n$

不等式一次不等式自然数代数
2025/6/15

与えられた4つの数式を計算する問題です。 (1) $2^{\frac{3}{2}} \times 2^{\frac{4}{3}} \div 2^{\frac{5}{6}}$ (2) $3^{\frac...

指数指数法則根号計算
2025/6/15

2つの不等式を解く問題です。 (1) $1 \le x \le 15 - 2x$ (2) $-2 < 3x + 1 < 5$

不等式一次不等式不等式の解法
2025/6/15

数列 $\{a_n\}$ が与えられており、その一般項を求める問題です。数列の初項は $a_1 = 6$ であり、漸化式は $a_{n+1} = 4a_n - 3$ で与えられています。

数列漸化式特性方程式等比数列
2025/6/15

次の2つの連立不等式を解く問題です。 (1) $ \begin{cases} 6x - 9 < 2x - 1 \\ 3x + 7 \le 4(2x + 3) \end{cases} $ (2) $ \...

連立不等式不等式一次不等式
2025/6/15

数列 $\{a_n\}$ が、$a_1 = 3$ および漸化式 $2a_{n+1} - 2a_n = 4n^2 + 2n - 1$ を満たすとき、一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列漸化式一般項
2025/6/15

与えられた漸化式を解いて一般項 $a_n$ を求める問題です。 (1) $a_1 = 2$, $a_{n+1} - a_n + \frac{1}{2} = 0$ (2) $a_1 = -1$, $a_...

漸化式数列等差数列等比数列
2025/6/15

## 1. 問題の内容

数列漸化式等差数列等比数列
2025/6/15

与えられた4つの数列の和をそれぞれ計算します。 (1) $\sum_{k=1}^{n} (4k+3)$ (2) $\sum_{k=1}^{n} (3k^2 - 7k + 4)$ (3) $\sum_{...

数列シグマ和の公式
2025/6/15