図の直角三角形ABCにおいて、角Aに対する正接($\tan A$)の値を求めます。三角形の各辺の長さは、$BC = 2$、$AB = \sqrt{5}$、$AC = 3$と与えられています。角Bは直角です。

幾何学三角比直角三角形正接tan辺の比有理化
2025/4/9

1. 問題の内容

図の直角三角形ABCにおいて、角Aに対する正接(tanA\tan A)の値を求めます。三角形の各辺の長さは、BC=2BC = 2AB=5AB = \sqrt{5}AC=3AC = 3と与えられています。角Bは直角です。

2. 解き方の手順

正接(タンジェント)は、直角三角形において、対象となる角の対辺の長さと隣辺の長さの比で定義されます。つまり、
tanA=対辺隣辺\tan A = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}
問題の三角形ABCにおいて、角Aに対する対辺はBC、隣辺はABです。それぞれの長さは、BC=2BC = 2AB=5AB = \sqrt{5}とわかっています。したがって、
tanA=BCAB=25\tan A = \frac{BC}{AB} = \frac{2}{\sqrt{5}}
この分母を有理化するために、分子と分母に5\sqrt{5}を掛けます。
tanA=25×55=255\tan A = \frac{2}{\sqrt{5}} \times \frac{\sqrt{5}}{\sqrt{5}} = \frac{2\sqrt{5}}{5}

3. 最終的な答え

tanA=255\tan A = \frac{2\sqrt{5}}{5}

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