(1)
cos2θ を cosθ で表す必要がある。cos2θ=2cos2θ−1 の公式を使う。 t=cosθ なので、cos2θ=2t2−1 となる。 与えられた方程式に代入すると、
2(2t2−1)+2t+a=0 4t2−2+2t+a=0 4t2+2t+a−2=0 (2)
4t2+2t+(a−2)=0 解の公式より、
t=2(4)−2±22−4(4)(a−2)=8−2±4−16a+32=8−2±36−16a=4−1±9−4a t=cosθ であり、0≤θ<2π であるから、−1≤t≤1 である。 t=4−1+9−4a と t=4−1−9−4a がそれぞれ −1≤t≤1 を満たすかどうか調べる。 t=4−1+9−4a の場合: −1≤4−1+9−4a≤1 −4≤−1+9−4a≤4 −3≤9−4a≤5 0≤9−4a≤25 −9≤−4a≤16 −416≤a≤49 −4≤a≤49 t=4−1−9−4a の場合: −1≤4−1−9−4a≤1 −4≤−1−9−4a≤4 −3≤−9−4a≤5 −5≤9−4a≤3 0≤9−4a≤9 −9≤−4a≤0 0≤a≤49 9−4a≥0 より、a≤49 が必要。 (i) a>49 のとき、9−4a は虚数となり、解は0個。 (ii) a=49 のとき、t=−41 となる。cosθ=−41 となる θ は、0≦θ<2πの範囲に2つ存在する。したがって、解は2個。 (iii) −4<a<49 のとき、4−1−9−4a<−1 または 4−1+9−4a>1 が起こりえる。 4−1+9−4a=1 を満たすとき、a=−4。 4−1−9−4a=−1 を満たすとき、a=0。 aの範囲で場合分け:
- a < -4 のとき、解なし:0個
- a = -4 のとき、t = 1 なので θ = 0 だけ:1個
- -4 < a < 0 のとき、一つのtは -1 < t < 1, もう一つのtは t > 1:2個
- a = 0 のとき、t = -1, 1/2 なので、3個
- 0 < a < 9/4 のとき、-1 < t < 1 を満たすtが2つある。それぞれからθは2つずつ出るので:4個
- a = 9/4 のとき、一つのtは-1/4。なので:2個
- a > 9/4 のとき、解なし:0個