問題は、正方形ABCDの辺AD, BC上にそれぞれ点E, Fがあり、∠ABE = ∠CDFであるとき、AE = CFが成り立つ理由を説明することです。

幾何学正方形合同証明角度辺の長さ
2025/4/9

1. 問題の内容

問題は、正方形ABCDの辺AD, BC上にそれぞれ点E, Fがあり、∠ABE = ∠CDFであるとき、AE = CFが成り立つ理由を説明することです。

2. 解き方の手順

以下の手順で証明します。
ステップ1: ∠BAEと∠DCFが等しいことを示す。
正方形ABCDにおいて、∠BAD = ∠CDA = 90°です。
したがって、∠BAE = 90° - ∠EAB = 90° - ∠ABEとなります。
また、∠DCF = 90° - ∠CDFです。
仮定より、∠ABE = ∠CDFなので、∠BAE = ∠DCFとなります。
ステップ2: △ABEと△CDFが合同であることを示す。
△ABEと△CDFにおいて、
・AB = CD (正方形の辺より)
・∠ABE = ∠CDF (仮定より)
・∠BAE = ∠DCF (ステップ1より)
したがって、1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので、△ABE ≡ △CDFとなります。
ステップ3: AE = CFであることを示す。
△ABEと△CDFは合同なので、対応する辺の長さは等しいです。
したがって、AE = CFとなります。

3. 最終的な答え

正方形ABCDにおいて、辺AD, BC上に点E, Fがあり、∠ABE = ∠CDFであるとき、△ABEと△CDFは合同である。合同な図形の対応する辺は等しいので、AE = CFが成り立つ。

「幾何学」の関連問題

問題10は、直方体を二つに分けてできた三角柱に関する問題で、以下の2つの問いに答える必要があります。 (1) 辺ABとねじれの位置にある辺をすべて答える。 (2) 面ABCと垂直な面をすべて答える。 ...

空間図形三角柱ねじれの位置円錐体積表面積
2025/4/14

問題8は、合同な二等辺三角形が組み合わされた図形に関する2つの問題です。 (1) $\triangle AOH$ を直線CGを対称の軸として対称移動させたときに重なる三角形を答える。 (2) $\tr...

合同二等辺三角形対称移動回転移動
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB=26$, $BC=18$, $AC=10$である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。このとき、線分BDの長さを求めよ。

三角形角の二等分線角の二等分線の定理相似
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB=26$, $BC=24$, $AC=10$である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとするとき、$BD:DC$を求めよ。

幾何三角形角の二等分線
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB = 20$, $BC = 16$, $AC = 12$である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとするとき、線分BDの長さを求めよ。

三角形角の二等分線線分の長さ
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB = 12$, $BC = 14$, $AC = 9$である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。線分BDの長さを求めよ。

三角形角の二等分線角の二等分線の定理
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB=5$, $BC=3$, $AC=4$である。角Aの外角の二等分線と辺BCの延長との交点をDとする。線分BDの長さを求めよ。

三角形外角の二等分線相似
2025/4/14

三角形ABCにおいて、AB=8, BC=10, AC=4である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。このとき、BD:DCを求めよ。

幾何三角形角の二等分線
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB=26$, $BC=10$, $AC=24$である。角Aの外角の二等分線と辺BCの延長との交点をDとする。このとき、BD:DCを求めよ。

幾何三角形外角の二等分線
2025/4/14

三角形ABCにおいて、$AB=9$, $BC=4$, $AC=6$である。角Aの外角の二等分線と辺BCの延長との交点をDとする。このとき、$BD:DC$を求めよ。

三角形外角の二等分線角の二等分線定理
2025/4/14