(1) 3枚の硬貨を投げるとき、ちょうど2枚が表になる確率を求めます。 (2) 男子3人、女子1人の中から、くじで2人を選ぶとき、男子1人、女子1人が選ばれる確率を求めます。 (3) 袋の中に、数字が書かれた5枚のカード (1, 2, 3, 4, 5) が入っている。この5枚のカードをよくきってから同時に2枚のカードをひくとき、少なくとも1枚は偶数のカードをひく確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせ硬貨カード
2025/4/9
はい、承知いたしました。OCRの結果に基づいて、問題を解いていきます。

1. 問題の内容

(1) 3枚の硬貨を投げるとき、ちょうど2枚が表になる確率を求めます。
(2) 男子3人、女子1人の中から、くじで2人を選ぶとき、男子1人、女子1人が選ばれる確率を求めます。
(3) 袋の中に、数字が書かれた5枚のカード (1, 2, 3, 4, 5) が入っている。この5枚のカードをよくきってから同時に2枚のカードをひくとき、少なくとも1枚は偶数のカードをひく確率を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 硬貨を3枚投げたとき、表裏の出方は 23=82^3 = 8 通りあります。
そのうち、ちょうど2枚が表になるのは、(表, 表, 裏), (表, 裏, 表), (裏, 表, 表) の3通りです。
したがって、確率は 38\frac{3}{8} です。
(2) 4人の中から2人を選ぶ組み合わせは 4C2=4!2!2!=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6 通りです。
男子1人、女子1人を選ぶ組み合わせは、男子3人から1人を選ぶのが 3C1=3_3C_1 = 3 通り、女子1人から1人を選ぶのが 1C1=1_1C_1 = 1 通りなので、3×1=33 \times 1 = 3 通りです。
したがって、確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2} です。
(3) 5枚のカードから2枚を選ぶ組み合わせは 5C2=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10 通りです。
少なくとも1枚が偶数のカードを引くということは、2枚とも奇数のカードを引く場合以外です。奇数のカードは1, 3, 5の3枚なので、2枚とも奇数のカードを引く組み合わせは 3C2=3!2!1!=3×22×1=3_3C_2 = \frac{3!}{2!1!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3 通りです。
したがって、少なくとも1枚が偶数のカードを引く組み合わせは 103=710 - 3 = 7 通りです。
確率は 710\frac{7}{10} です。

3. 最終的な答え

(1) 38\frac{3}{8}
(2) 12\frac{1}{2}
(3) 710\frac{7}{10}

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