まず、この3次方程式の整数解を探します。整数解は定数項の約数である可能性が高いです。定数項は3なので、約数は±1, ±3です。
x=1 を代入すると、13+12−5(1)+3=1+1−5+3=0 となり、x=1 は解であることがわかります。 したがって、与えられた3次式は (x−1) を因数に持ちます。多項式の割り算(または組み立て除法)を用いて、x3+x2−5x+3 を (x−1) で割ります。 x3+x2−5x+3=(x−1)(x2+2x−3) 次に、2次式 x2+2x−3 を因数分解します。 x2+2x−3=(x−1)(x+3) したがって、x3+x2−5x+3=(x−1)(x−1)(x+3)=(x−1)2(x+3) となります。 方程式 (x−1)2(x+3)=0 を解くと、x=1(重解)と x=−3 が得られます。