正四面体ABCDの体積をVABCDとする。正四面体ABCDは、四面体OBCD, OABC, OABD, OACDの4つに分割できる。 これらの4つの四面体の体積は全て等しく、Vに等しい。 したがって、VABCD=4V。 正四面体ABCDの体積VABCDを求める。 正四面体ABCDにおいて、底面を三角形BCDとすると、底面積は43×12=43。 頂点Aから底面BCDへの垂線の足をHとすると、Hは三角形BCDの重心に一致する。
したがって、BH=32×23=33。 三角形ABHにおいて、三平方の定理より、AH=AB2−BH2=12−(33)2=1−31=32=36。 よって、VABCD=31×43×36=3618=3632=122。 V=4VABCD=122÷4=482。 正四面体の表面積をSとすると、S=4×43=3。 また、VABCD=31rSが成り立つ。 したがって、r=S3VABCD=33×122=342=432=126。