底面の半径が $r$ 、高さが $h$ の円柱がある。この円柱の底面の半径を $\frac{1}{2}$ 倍にし、高さを2倍にした新しい円柱を作る。新しい円柱の体積は、元の円柱の体積の何倍になるか求めよ。

幾何学体積円柱相似
2025/4/11

1. 問題の内容

底面の半径が rr 、高さが hh の円柱がある。この円柱の底面の半径を 12\frac{1}{2} 倍にし、高さを2倍にした新しい円柱を作る。新しい円柱の体積は、元の円柱の体積の何倍になるか求めよ。

2. 解き方の手順

まず、元の円柱の体積を求める。円柱の体積は、底面積 ×\times 高さで求められる。底面積は π×2\pi \times 半径^2 なので、元の円柱の体積は次のようになる。
元の円柱の体積 = πr2h\pi r^2 h
次に、新しい円柱の体積を求める。新しい円柱の半径は 12r\frac{1}{2}r 、高さは 2h2h なので、新しい円柱の体積は次のようになる。
新しい円柱の体積 = π(12r)2(2h)\pi (\frac{1}{2}r)^2 (2h)
新しい円柱の体積を展開して整理する。
新しい円柱の体積 = π(14r2)(2h)=12πr2h\pi (\frac{1}{4}r^2)(2h) = \frac{1}{2}\pi r^2 h
最後に、新しい円柱の体積が元の円柱の体積の何倍かを求めるために、新しい円柱の体積を元の円柱の体積で割る。
新しい円柱の体積元の円柱の体積=12πr2hπr2h=12\frac{新しい円柱の体積}{元の円柱の体積} = \frac{\frac{1}{2}\pi r^2 h}{\pi r^2 h} = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

12\frac{1}{2}

「幾何学」の関連問題

2点 $A(4, 3)$ と $B(0, -5)$ を通る直線 $l$ 上に、点 $C(6, 10, 0)$ から垂線 $CH$ を下ろしたとき、点 $H$ の座標を求める問題です。

直線座標ベクトル内積垂線
2025/6/13

2点A(1, 0, 2), B(2, 1, 0)を通る直線lに、点C(1, 1, 0)から垂線CHを下ろすとき、点Hの座標を求める。

ベクトル空間ベクトル直線垂線内積座標
2025/6/13

ベクトル $\vec{a} = (3, 2, -2)$ とベクトル $\vec{b} = (1, 3, 4)$ の両方に垂直な単位ベクトル $\vec{e}$ を求めよ。

ベクトル外積単位ベクトル空間ベクトル
2025/6/13

2点 $A(1, 0, 2)$ と $B(2, 1, 0)$ を通る直線に、点 $C(1, 1, 0)$ から垂線 $CH$ を下ろしたとき、点 $H$ の座標を求めよ。

ベクトル空間ベクトル垂線内積直線
2025/6/13

座標平面上に3点(2, 0), (2, 2), (6, 0)を通る円Cがある。 (1) 円Cの中心の座標と半径を求めよ。 (2) 点Pは、円Cの $y \geq 0$ の部分を動く。点A(0, -1)...

座標平面距離代数
2025/6/13

与えられた不等式を満たす領域を図示する問題です。具体的には以下の3つの不等式について、それぞれが表す領域を図示します。 (1) $3x + y + 2 \le 0$ (2) $2x - 3y + 6 ...

不等式領域グラフ直線
2025/6/13

(1) 円 $x^2 + y^2 = 5$ 上の点 $A(2, -1)$ における接線 $l$ の方程式を求める。 (2) 点 $(2a, a)$ を中心とする半径 $3$ の円が直線 $x - 7y...

接線円の方程式点と直線の距離
2025/6/13

3つの異なる大きさの正方形が並んでおり、一番大きい正方形の辺の長さが22cmと与えられています。一番小さい正方形の辺の長さを $x$ cm、中くらいの正方形の辺の長さを $x+2$ cmとします。正方...

正方形面積方程式図形
2025/6/13

図に示された角度の情報から、$x$ の角度を求める問題です。

角度三角形四角形内角の和
2025/6/13

図形の角度xを求める問題です。図形は2つの三角形を組み合わせた四角形であり、既知の角度は40°、60°、80°です。

角度三角形四角形内角の和対頂角
2025/6/13