(1) 円 $x^2 + y^2 = 5$ 上の点 $A(2, -1)$ における接線 $l$ の方程式を求める。 (2) 点 $(2a, a)$ を中心とする半径 $3$ の円が直線 $x - 7y = 0$ に接するとき、正の定数 $a$ の値を求める。

幾何学接線円の方程式点と直線の距離
2025/6/13

1. 問題の内容

(1) 円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 上の点 A(2,1)A(2, -1) における接線 ll の方程式を求める。
(2) 点 (2a,a)(2a, a) を中心とする半径 33 の円が直線 x7y=0x - 7y = 0 に接するとき、正の定数 aa の値を求める。

2. 解き方の手順

(1)
x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は x1x+y1y=r2x_1x + y_1y = r^2 で与えられる。
したがって、円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 上の点 A(2,1)A(2, -1) における接線の方程式は 2xy=52x - y = 5 となる。
(2)
(x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd は、
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
で与えられる。
(x2a)2+(ya)2=9(x - 2a)^2 + (y - a)^2 = 9 が直線 x7y=0x - 7y = 0 に接するので、点 (2a,a)(2a, a) と直線 x7y=0x - 7y = 0 の距離が 33 に等しい。
したがって、
2a7a12+(7)2=3 \frac{|2a - 7a|}{\sqrt{1^2 + (-7)^2}} = 3
5a50=3 \frac{|-5a|}{\sqrt{50}} = 3
5a52=3 \frac{5|a|}{5\sqrt{2}} = 3
a2=3 \frac{|a|}{\sqrt{2}} = 3
a=32 |a| = 3\sqrt{2}
aa は正の定数なので、a=32a = 3\sqrt{2} となる。

3. 最終的な答え

(1) ア: 2, イ: 5
(2) ウ: 3, エ: 2

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