平行四辺形ABCDにおいて、角Bの二等分線がADと交わる点をF、角Cの二等分線がADと交わる点をEとする。このとき、角xの大きさと線分EFの長さyを求める。BC=12cm、CD=7cmとする。
2025/6/14
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、角Bの二等分線がADと交わる点をF、角Cの二等分線がADと交わる点をEとする。このとき、角xの大きさと線分EFの長さyを求める。BC=12cm、CD=7cmとする。
2. 解き方の手順
* 平行四辺形の性質より、AD=BC=12cm, AB=CD=7cm。また、AD//BCより、錯角は等しい。
* ∠CBF = ∠BFA (平行線の錯角)であり、BFは∠Bの二等分線なので、∠CBF = ∠ABF。したがって、∠ABF = ∠BFA となり、△ABFは二等辺三角形である。
よって、AF = AB = 7cm。
* 同様に、∠BCE = ∠DEC (平行線の錯角)であり、CEは∠Cの二等分線なので、∠BCE = ∠DCE。したがって、∠DCE = ∠DEC となり、△CDEは二等辺三角形である。
よって、DE = DC = 7cm。
* EF = AD - AF - DEより、
* したがって、y=5cm
* 次に角xを求める。平行四辺形の隣り合う角の和は180度なので、∠B + ∠C = 180°。BFとCEはそれぞれ∠Bと∠Cの二等分線なので、∠CBF + ∠BCE = (∠B + ∠C)/2 = 180°/2 = 90°。
△BCEにおいて、∠BEC + ∠CBF + ∠BCE = 180°より、
∠BEC = 180° - (∠CBF + ∠BCE) = 180° - 90° = 90°。
* ∠BEC = 90°。したがって、∠AEB=180-90=90度
* ∠xは△EBFの内角である。
∠EBF = ∠B/2
∠BEF = 180 - ∠AEB = 90
∠EBF = ∠B/2 =
∠BCE = ∠C/2
したがって、
* ∠xは△EBCの外角である。したがって、∠x = ∠EBC + ∠ECB。
∠EBC = ∠B/2, ∠ECB = ∠C/2。
∠x = ∠B/2 + ∠C/2 = (∠B + ∠C)/2 = 180°/2 = 90°。
3. 最終的な答え
x = 90°
y = 5 cm