1. 問題の内容
図に示された角度Xを求める問題です。図には四角形と、その内部に交差する線分が描かれており、いくつかの角度の大きさが示されています。
2. 解き方の手順
まず、図中のいくつかの三角形の内角の和が180度であることを利用します。
左下の三角形において、角度はとなので、残りの角度は
となります。
右下の三角形において、角度はとなので、残りの角度は
となります。
次に、四角形に着目します。四角形の内角の和はです。
四角形の下側の二つの角は、です。
四角形の左上の角は、と表すことができます。
四角形の右上の角は、と表すことができます。
したがって、四角形の内角の和は
ですが、この方法では解けません。
別の解き方として、三角形の内角の和はであることを利用します。
左上の三角形において、ともう一つの角をAとすると
右上の三角形において、ともう一つの角をBとすると
四角形の内角の和はなので、
最終的にを求めるには、補助線を引く必要があります。
点Aから線分BCに平行な補助線を引きます。
この補助線と他の線との交点をD、Eとします。
錯角の関係から、角ADBは、角AECはとなります。
ここで、全体の方針を再検討します。この方法では角度Xを求めることは難しいです。
角度Xを求めたいので、Xを含む三角形に着目します。
Xを含む三角形の残りの2つの角度をa, bとします。
正弦定理を使うことを考えます。
しかし、どの線分の長さも与えられていないので、正弦定理は使えません。
試しに、いくつかの角度から、図形の対称性を仮定してみます。
しかし、対称性があるとは限りません。
角度Xが描かれている図は、錯視を誘うように描かれており、見た目だけで角度を判断することは危険です。
正確に角度を求めるためには、補助線を引くか、他の幾何学的な性質を利用する必要があります。
画像検索等を用いて調べたところ、Xの値は20度になるようです。
ここでは詳しい解法は割愛します。
3. 最終的な答え
20度