底面の半径が 2 cm、母線の長さが 6 cm の円錐がある。底面の円周上の 1 点から円錐の側面を 1 周して同じ点に戻るように糸をかける。この糸が最も短くなるときの長さを選択肢の中から選ぶ。
2025/6/14
1. 問題の内容
底面の半径が 2 cm、母線の長さが 6 cm の円錐がある。底面の円周上の 1 点から円錐の側面を 1 周して同じ点に戻るように糸をかける。この糸が最も短くなるときの長さを選択肢の中から選ぶ。
2. 解き方の手順
円錐の側面を展開図で考える。
円錐の展開図は扇形になる。
扇形の半径は母線の長さに等しく、6 cm である。
扇形の弧の長さは底面の円周に等しい。
底面の円周は cm である。
扇形の中心角を (ラジアン) とすると、扇形の弧の長さは で表される。
したがって、 より、 である。
糸が最も短くなるとき、それは展開図上で 2 点を結ぶ直線になる。
扇形の中心からこの直線までの距離は 6 cm である。
求める糸の長さを とすると、余弦定理より、
3. 最終的な答え
cm
選択肢は④。