直方体ABCD-EFGHにおいて、FG=$2\sqrt{2}$、CG=$\sqrt{23}$、HG=$2\sqrt{2}$、$\triangle CFH = 6\sqrt{3}$である。 (1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。 (2) Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとすると、GIの長さを求める。

幾何学空間図形直方体三角錐体積三平方の定理
2025/4/11

1. 問題の内容

直方体ABCD-EFGHにおいて、FG=222\sqrt{2}、CG=23\sqrt{23}、HG=222\sqrt{2}CFH=63\triangle CFH = 6\sqrt{3}である。
(1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。
(2) Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとすると、GIの長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。
体積Vは、底面をFGH\triangle FGH、高さをCGとする三角錐の体積なので、
V=13×FGH×CGV = \frac{1}{3} \times \triangle FGH \times CG
FGH\triangle FGHはFG = HG = 222\sqrt{2}の直角二等辺三角形なので、面積は、
FGH=12×FG×HG=12×22×22=4\triangle FGH = \frac{1}{2} \times FG \times HG = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 2\sqrt{2} = 4
よって、
V=13×4×23=4233V = \frac{1}{3} \times 4 \times \sqrt{23} = \frac{4\sqrt{23}}{3}
(2) Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとすると、GIの長さを求める。
三角錐C-FGHの体積Vは、底面をCFH\triangle CFH、高さをGIとする三角錐の体積とも考えられるので、
V=13×CFH×GIV = \frac{1}{3} \times \triangle CFH \times GI
問題文よりCFH=63\triangle CFH = 6\sqrt{3}なので、
4233=13×63×GI\frac{4\sqrt{23}}{3} = \frac{1}{3} \times 6\sqrt{3} \times GI
GI=42363=22333=2233333=2699GI = \frac{4\sqrt{23}}{6\sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{23}}{3\sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{23}\sqrt{3}}{3\sqrt{3}\sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{69}}{9}

3. 最終的な答え

(1) V=4233V = \frac{4\sqrt{23}}{3}
(2) GI=2699GI = \frac{2\sqrt{69}}{9}

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