三角形ABCにおいて、$a=2$, $c=1+\sqrt{3}$, $B=30^\circ$のとき、残りの辺の長さ$b$と角の大きさ$A$, $C$を求めよ。

幾何学三角形余弦定理正弦定理角度辺の長さ
2025/5/31

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=2a=2, c=1+3c=1+\sqrt{3}, B=30B=30^\circのとき、残りの辺の長さbbと角の大きさAA, CCを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いてbbを求める。
b2=a2+c22accosBb^2 = a^2 + c^2 - 2ac\cos B
b2=22+(1+3)22(2)(1+3)cos30b^2 = 2^2 + (1+\sqrt{3})^2 - 2(2)(1+\sqrt{3})\cos 30^\circ
b2=4+(1+23+3)4(1+3)32b^2 = 4 + (1 + 2\sqrt{3} + 3) - 4(1+\sqrt{3})\frac{\sqrt{3}}{2}
b2=8+2323(1+3)b^2 = 8 + 2\sqrt{3} - 2\sqrt{3}(1+\sqrt{3})
b2=8+23236b^2 = 8 + 2\sqrt{3} - 2\sqrt{3} - 6
b2=2b^2 = 2
b=2b = \sqrt{2}
次に、正弦定理を用いてAAを求める。
asinA=bsinB\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B}
2sinA=2sin30\frac{2}{\sin A} = \frac{\sqrt{2}}{\sin 30^\circ}
2sinA=21/2\frac{2}{\sin A} = \frac{\sqrt{2}}{1/2}
sinA=222=12\sin A = \frac{2}{2\sqrt{2}} = \frac{1}{\sqrt{2}}
A=45A = 45^\circ または A=135A = 135^\circ
もしA=135A = 135^\circならば、
A+B=135+30=165A + B = 135^\circ + 30^\circ = 165^\circ
C=180165=15C = 180^\circ - 165^\circ = 15^\circ
もしA=45A = 45^\circならば、
A+B=45+30=75A + B = 45^\circ + 30^\circ = 75^\circ
C=18075=105C = 180^\circ - 75^\circ = 105^\circ
c>ac>a なのでC>AC>Aである。
c=1+32.73c=1+\sqrt{3} \approx 2.73, a=2a=2
105>45105^\circ > 45^\circ なので、A=45A=45^\circC=105C=105^\circが正しい。

3. 最終的な答え

b=2b=\sqrt{2}
A=45A=45
C=105C=105

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