座標平面上に円 $C: x^2 + y^2 + 2ax + 2ay + 3 - 6a = 0$ と直線 $l: y = m(x-2) (m > 0)$ がある。点 (9, 4) は C 上の点である。 (1) 定数 $a$ の値を求める。 (2) $l$ と C が接するような定数 $m$ の値を求め、そのときの接点の座標を求める。 (3) $l$ と C が共有点をもつような定数 $m$ の値の範囲を求める。
2025/4/11
1. 問題の内容
座標平面上に円 と直線 がある。点 (9, 4) は C 上の点である。
(1) 定数 の値を求める。
(2) と C が接するような定数 の値を求め、そのときの接点の座標を求める。
(3) と C が共有点をもつような定数 の値の範囲を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点 (9, 4) が円 C 上の点であるから、円の方程式に , を代入して を求める。
(2) を円 C の方程式に代入すると、
円 C の中心は (5, 5)、半径は である。
直線 は と表せる。
円 C と直線 が接するとき、円の中心 (5, 5) と直線 の距離が半径 に等しい。
両辺を2乗して
より
接点の座標を求める。
これを円の方程式に代入する。
接点の座標は (6, 1)
(3) 円 C と直線 が共有点をもつ条件は、円の中心と直線の距離が半径以下となることである。
または
より
3. 最終的な答え
(1)
(2) , 接点の座標は (6, 1)
(3)