この数列の階差数列を考えます。階差数列とは、隣り合う項の差を取った数列のことです。
* 31−15=16 このように、階差数列は 2,4,8,16,… となり、これは初項 2、公比 2 の等比数列です。 したがって、階差数列の一般項は 2n です。 n≥2 のとき、数列の一般項は次の式で表されます。 an=a1+∑k=1n−12k ここで、a1=1 であり、∑k=1n−12k は初項 2、公比 2、項数 n−1 の等比数列の和なので、 ∑k=1n−12k=2−12(2n−1−1)=2n−2 an=1+2n−2=2n−1 n=1 のとき、a1=21−1=1 となり、これは最初の項と一致します。 したがって、すべての n に対して、an=2n−1 が成り立ちます。