まず、解と係数の関係を用いて α+β と αβ を a で表します。2次方程式 x2−2ax+a+5=0 について、解と係数の関係より、 α+β=2a αβ=a+5 したがって、ア=2, イ=5 となります。 次に、α+β と αβ が x2−kx−5k+2=0 の2つの解であることから、再び解と係数の関係より、 α+β+αβ=k (α+β)(αβ)=−(−5k+2)=5k−2 α+β=2a と αβ=a+5 を代入すると、 2a+(a+5)=k (2a)(a+5)=5k−2 整理すると、
3a+5=k (1) 2a2+10a=5k−2 (2) (1)式より k=3a+5 を(2)式に代入すると、 2a2+10a=5(3a+5)−2 2a2+10a=15a+25−2 2a2−5a−23=0 この2次方程式を解の公式で解くと、
a=2(2)−(−5)±(−5)2−4(2)(−23)=45±25+184=45±209 a=45+209 のとき、 k=3a+5=3(45+209)+5=415+3209+20=435+3209 a=45−209 のとき、 k=3a+5=3(45−209)+5=415−3209+20=435−3209 問題文の形式に合わせるため、209 が無い方の解を探します。 2a2−5a−23=0 を解くと、a=45±209 となります。問題文の形式を考えると、有理数の解が存在するものと推測できます。 (1)式を(2)式に代入し、k を消去すると、 2a2+10a=5(3a+5)−2 2a2+10a=15a+23 2a2−5a−23=0 上記ではこの2次方程式を解の公式で解いてしまいましたが、因数分解できる形になっていると考えます。もし a が整数解を持つとすれば、23の約数である ±1,±23 などを代入することを試みます。 a=−2を代入すると、2(−2)2−5(−2)−23=8+10−23=−5=0 再度、計算を見直します。
(1)式より、k=3a+5 (2)式より、2a2+10a=5k−2 2a2+10a=5(3a+5)−2 2a2+10a=15a+25−2 2a2−5a−23=0 問題文より、a と k の値が綺麗に書ける形なので、計算ミスを疑います。 x2−kx−5k+2=0 の解が α+β と αβ なので、解と係数の関係より、 (α+β)+αβ=k (α+β)αβ=−(−5k+2)=5k−2 α+β=2a と αβ=a+5 を代入すると、 2a+(a+5)=k より 3a+5=k (2a)(a+5)=5k−2 より 2a2+10a=5k−2 k=3a+5 を 2a2+10a=5k−2 に代入して、 2a2+10a=5(3a+5)−2 2a2+10a=15a+25−2 2a2−5a−23=0 やはり同じ結果になるので、問題文の誘導に乗ることを考えます。
2a2−5a−23=0 (2a−?)(a−?)=0 と因数分解できることを期待します。 ここで、問題文をよく見ると、 a と k は2組存在することに気づきます。つまり、2a2−5a−23=0 ではなく、別の連立方程式からaとkを求められる可能性があります。 2次方程式が解を持つためには、判別式が0以上である必要があります。
x2−2ax+a+5=0 の判別式 D=(−2a)2−4(a+5)=4a2−4a−20=4(a2−a−5)≥0 つまり a2−a−5≥0 である必要があります。 k=3a+5より、a=3k−5。これを 2a2−5a−23=0 に代入すると、 2(3k−5)2−5(3k−5)−23=0 2(k2−10k+25)−15(k−5)−207=0 2k2−20k+50−15k+75−207=0 2k2−35k−82=0 (2k+?−82)(k+?)=0 計算間違いがありました。
2a2+10a=5k−2 2a2+10a=5(3a+5)−2 2a2+10a=15a+25−2 2a2−5a−23=0 α+β と αβ が実数解を持つためには、D=k2−4(−5k+2)=k2+20k−8 が0以上である必要があります。 k=4 の時、D=16+80−8=88>0. k=5 の時、D=25+100−8=117>0. 問題文よりaとkの値が求められることを考えると、a=5,k=20等単純な数字になると考えられます。 k=3a+5 に a=−1を代入すると k=2。 k=3a+5 に a=−2を代入すると k=−1。 計算を何度も見直しましたが、2a2−5a−23=0から簡単な値は出てきません。問題文が間違っているか、他に何か条件があるか、見落としている可能性があります。 x2−2ax+a+5=0 の判別式は D/4=a2−(a+5)=a2−a−5≥0 x2−kx−5k+2=0 の判別式は D=k2−4(−5k+2)=k2+20k−8≥0 この条件から a=−2 で k=3(−2)+5=−1. a=−2の時、x2+4x+3=0. この解は x=−1,−3。 x2+x+7=0. 判別式は 1−4(7)<0. 問題文が正しくないと考え、2a2−5a−23=0 を解いて、a=45±209 の時。 a=45+209 であれば k=435+3209。 a=45−209 であれば k=435−3209。 a と k が有理数になるものはないか探しましたが、見つかりませんでした。 ##