図に示された角度 $x$ と $y$ の大きさを求めます。(1)と(2)では $l // m$ とします。

幾何学角度平行線三角形二等辺三角形円周角の定理
2025/4/13
はい、承知いたしました。画像にある数学の問題を解きます。

1. 問題の内容

図に示された角度 xxyy の大きさを求めます。(1)と(2)では l//ml // m とします。

2. 解き方の手順

(1)
l//ml // m より、同位角は等しいので、
x=72x = 72^\circ
(2)
l//ml // m より、錯角は等しいので、
x=30+40x = 30^\circ + 40^\circ
x=70x = 70^\circ
(3)
ABC\triangle ABC において AC=BCAC = BC なので、ABC\triangle ABC は二等辺三角形です。
したがって、x=BAC=50x = \angle BAC = 50^\circ
三角形の内角の和は 180180^\circ なので、ACB=1805050=80\angle ACB = 180^\circ - 50^\circ - 50^\circ = 80^\circ
y=180ACB=18080=100y = 180^\circ - \angle ACB = 180^\circ - 80^\circ = 100^\circ
(4)
ABC=85\angle ABC = 85^\circ で、ACACBDBD の交点を EE とすると、
BEC=1804585=50\angle BEC = 180^\circ - 45^\circ - 85^\circ = 50^\circ
対頂角は等しいので、AED=50\angle AED = 50^\circ
AED\triangle AED で考えると、
x=1804550=85x = 180^\circ - 45^\circ - 50^\circ = 85^\circ
(5)
AOB=2×ACB\angle AOB = 2 \times \angle ACB なので、
AOB=2x\angle AOB = 2x
また、AOB=360(OAB+OBA+ACB)\angle AOB = 360^\circ - (\angle OAB + \angle OBA + \angle ACB)
AOB=2×40=80\angle AOB = 2 \times 40^\circ = 80^\circ
x=40x = 40^\circ
(6)
円周角の定理より、
ACB=50\angle ACB = 50^\circ のとき、AOB=2×ACB=100\angle AOB = 2 \times \angle ACB = 100^\circ
円周角の定理より
ACB=x\angle ACB = x のとき、AOB=2x\angle AOB = 2x
よって、AOB=2x=50\angle AOB = 2x = 50^\circ
ACB=50\angle ACB = 50^\circ
円周角の定理より、
x=50x = 50^\circ

3. 最終的な答え

(1) x=72x = 72^\circ
(2) x=70x = 70^\circ
(3) x=50x = 50^\circ, y=100y = 100^\circ
(4) x=85x = 85^\circ
(5) x=40x = 40^\circ
(6) x=50x = 50^\circ

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