2直線 $x + 2y - 3 = 0$ と $4x - 3y + 10 = 0$ の交点を通り、以下の条件を満たす直線の方程式を求める問題です。 (1) 直線 $3x - 2y = 0$ に平行 (2) 直線 $3x - 2y = 0$ に垂直

幾何学直線交点平行垂直方程式座標
2025/6/24

1. 問題の内容

2直線 x+2y3=0x + 2y - 3 = 04x3y+10=04x - 3y + 10 = 0 の交点を通り、以下の条件を満たす直線の方程式を求める問題です。
(1) 直線 3x2y=03x - 2y = 0 に平行
(2) 直線 3x2y=03x - 2y = 0 に垂直

2. 解き方の手順

まず、2直線 x+2y3=0x + 2y - 3 = 04x3y+10=04x - 3y + 10 = 0 の交点を求めます。
x+2y3=0x + 2y - 3 = 0 --- (1)
4x3y+10=04x - 3y + 10 = 0 --- (2)
(1)式を4倍すると
4x+8y12=04x + 8y - 12 = 0 --- (3)
(3)式から(2)式を引くと
11y22=011y - 22 = 0
y=2y = 2
(1)式に代入して
x+2(2)3=0x + 2(2) - 3 = 0
x+43=0x + 4 - 3 = 0
x=1x = -1
よって、交点の座標は (1,2)(-1, 2) です。
次に、それぞれの条件を満たす直線の方程式を求めます。
(1) 直線 3x2y=03x - 2y = 0 に平行な直線
3x2y=03x - 2y = 0 の傾きは 3/23/2 なので、求める直線も傾きが 3/23/2 です。
よって、求める直線の方程式は y=32x+by = \frac{3}{2}x + b と表せます。
この直線が (1,2)(-1, 2) を通るので、
2=32(1)+b2 = \frac{3}{2}(-1) + b
2=32+b2 = -\frac{3}{2} + b
b=2+32=72b = 2 + \frac{3}{2} = \frac{7}{2}
したがって、求める直線の方程式は y=32x+72y = \frac{3}{2}x + \frac{7}{2} であり、変形すると、2y=3x+72y = 3x + 7、つまり 3x2y+7=03x - 2y + 7 = 0
(2) 直線 3x2y=03x - 2y = 0 に垂直な直線
3x2y=03x - 2y = 0 の傾きは 3/23/2 なので、垂直な直線の傾きは 2/3-2/3 です。
よって、求める直線の方程式は y=23x+cy = -\frac{2}{3}x + c と表せます。
この直線が (1,2)(-1, 2) を通るので、
2=23(1)+c2 = -\frac{2}{3}(-1) + c
2=23+c2 = \frac{2}{3} + c
c=223=43c = 2 - \frac{2}{3} = \frac{4}{3}
したがって、求める直線の方程式は y=23x+43y = -\frac{2}{3}x + \frac{4}{3} であり、変形すると、3y=2x+43y = -2x + 4、つまり 2x+3y4=02x + 3y - 4 = 0

3. 最終的な答え

(1) 3x2y+7=03x - 2y + 7 = 0
(2) 2x+3y4=02x + 3y - 4 = 0

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