$\frac{a}{b} = \frac{c}{d}$ のとき、$\frac{a+b}{a-b} = \frac{c+d}{c-d}$ が成り立つことを証明する問題です。

代数学比例式代数計算式の変形
2025/4/15

1. 問題の内容

ab=cd\frac{a}{b} = \frac{c}{d} のとき、a+bab=c+dcd\frac{a+b}{a-b} = \frac{c+d}{c-d} が成り立つことを証明する問題です。

2. 解き方の手順

ab=cd\frac{a}{b} = \frac{c}{d} なので、kk を定数として a=bka = bk, c=dkc = dk と表すことができます。
a+bab\frac{a+b}{a-b}a=bka = bk を代入すると、
a+bab=bk+bbkb=b(k+1)b(k1)=k+1k1\frac{a+b}{a-b} = \frac{bk+b}{bk-b} = \frac{b(k+1)}{b(k-1)} = \frac{k+1}{k-1}
c+dcd\frac{c+d}{c-d}c=dkc = dk を代入すると、
c+dcd=dk+ddkd=d(k+1)d(k1)=k+1k1\frac{c+d}{c-d} = \frac{dk+d}{dk-d} = \frac{d(k+1)}{d(k-1)} = \frac{k+1}{k-1}
したがって、a+bab=k+1k1=c+dcd\frac{a+b}{a-b} = \frac{k+1}{k-1} = \frac{c+d}{c-d} より、a+bab=c+dcd\frac{a+b}{a-b} = \frac{c+d}{c-d} が成り立ちます。

3. 最終的な答え

ab=cd\frac{a}{b} = \frac{c}{d} のとき、a+bab=c+dcd\frac{a+b}{a-b} = \frac{c+d}{c-d} が成り立つ。

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