(1) 4で割ると3余る数
10から100までの自然数の中で、4で割ると3余る数は、11, 15, 19, ..., 99です。
これは初項11、公差4の等差数列です。
末項が99であるとき、第何項かを求めます。
an=a1+(n−1)dより、 99=11+(n−1)4 88=(n−1)4 よって、項数は23です。
等差数列の和の公式より、
Sn=2n(a1+an) S23=223(11+99)=223×110=23×55=1265 (2) 4の倍数
10から100までの自然数の中で、4の倍数は、12, 16, 20, ..., 100です。
これは初項12、公差4の等差数列です。
末項が100であるとき、第何項かを求めます。
an=a1+(n−1)dより、 100=12+(n−1)4 88=(n−1)4 よって、項数は23です。
等差数列の和の公式より、
Sn=2n(a1+an) S23=223(12+100)=223×112=23×56=1288 (3) 4で割り切れない数
10から100までの自然数の和から、4で割り切れる数の和を引けばよいです。
10から100までの自然数の個数は100−10+1=91個です。 これらの自然数の和は、
291(10+100)=291×110=91×55=5005 4で割り切れる数の和は1288なので、
5005−1288=3717