(1) f′(x) を求める。 f(x)=x+2cosx より、 f′(x)=1−2sinx よって、1には1、2には2が入ります。 (2) f′′(x) を求める。 f′(x)=1−2sinx より、 f′′(x)=−2cosx (3) x=4π のとき、f′(4π) と f′′(4π) を計算する。 f′(4π)=1−2sin4π=1−2⋅21=1−1=0 f′′(4π)=−2cos4π=−2⋅21=−1 f′′(4π)=−1<0 より、f′′(4π)<0 である。したがって、5の選択肢は2です。 (4) x=4π のとき、f(4π) を計算する。 f(4π)=4π+2cos4π=4π+2⋅21=4π+1=4π+4 したがって、極大値は 4π+1 であり、6には4、7には1が入ります。 (5) x=98π のとき、f′(98π) と f′′(98π) を計算する。 f′(98π)=1−2sin98π=0 (条件より) f′′(98π)=−2cos98π 98π は第3象限の角に近く、cos98π<0 であるので、 f′′(98π)>0 となる。したがって、10の選択肢は1です。 (6) x=98π のとき、f(98π) を計算する。 f(98π)=98π+2cos98π cos98π≈−0.9397 なので、 f(98π)=98π+2⋅(−0.9397)≈2.7925−1.3294≈1.4631 問題文に合うように、f(x)の極小値を1211π−13の形で近似したい。 f(98π)=98π+2cos(98π)=98π−21−sin2(98π)=98π−21−21=98π−1. 1211π−13≈2.8802−13=−10.1198 ここから11,12,13には入る値が見つけられません。
(7) f′(x)=0 となる x を求める。 f′(x)=1−2sinx=0 より、sinx=21 0≤x≤2π の範囲で、sinx=21 となる x は x=4π と x=43π 極大値はf′′(4π)<0のときなので、x=4πのときの値。 f′′(43π)=−2cos(43π)=−2(−21)=1>0なので、極小値をとるのは x=43πのとき。 f(43π)=43π+2cos(43π)=43π+2(−21)=43π−1=43π−4≈1.356