正六角形の一辺の長さを 4a とすると、AP = CQ = a, PB = QD = 3a, ER = RF = 2aとなる。 まず正六角形ABCDEFの面積を求める。正六角形は、一辺の長さが 4a の正三角形6個に分割できる。 正三角形の面積は 43(辺の長さ)2 で求められるので、正六角形の面積は 6×43(4a)2=6×43×16a2=243a2 次に、三角形PQRの面積を求める。
三角形PQRの面積は、正六角形の面積から、三角形APR, PBQ, QDR, REFの面積を引くことで求める。
三角形APRの面積: 21×AP×AR×sin120∘=21×a×6a×23=233a2 三角形PBQの面積: 21×PB×BQ×sin60∘=21×3a×3a×23=493a2 三角形QDRの面積: 21×QD×DE×sin120∘+21×QR×sin120∘の様な計算は複雑になるので、正六角形の面積から引く方法をとる。 三角形REFの面積: 21×RE×EF×sin60∘=21×2a×4a×23=23a2 三角形APR, PBQ, QCR, RDFを正六角形の面積から引いて三角形PQRを求めたいところだが、計算を簡単にするため、正六角形の面積から三角形APR, PBQ, QDR, REFを引く。
三角形QDRの面積: 21×DQ×DE×sin120∘=21×3a×4a×23=33a2 三角形PQRの面積 = 正六角形の面積 - (三角形APR + 三角形PBQ + 三角形QDR + 三角形REF)
=243a2−(233a2+493a2+33a2+23a2) =243a2−(463+93+123+83)a2 =243a2−4353a2 =4963−353a2 =4613a2 正六角形の面積三角形PQRの面積=243a24613a2=4×2461=9661