(1) △ABC' ∽ △DC'P の証明は問題文に記載されているので、ここでは省略します。
(2) 四角形BCPC'の面積を求める。
まず、長方形ABCDの面積は 8×10=80 cm2 である。 次に、△ABC'の面積を求める。
AD=AC′+C′D より 10=AC′+C′Dとなる。 ここで、C′D=xとおくと、AC′=10−xとなる。 △DC'Pにおいて、DC'=x, DP=yと置く。
△ABC' ∽ △DC'P より、相似比は、AB:DC′=8:xである。 したがって、AC′:DP=8:x となるので、 AC′:DP=(10−x):y=8:x よって、(10−x)x=8y 10x−x2=8y ここで、△DC'Pは直角三角形なので、三平方の定理より、
x2+y2=C′P2 折り返しなので、C′P=CP x2+y2=CP2 また、AB=CD=CP+DP=CP+y=8より、CP=8−y したがって、x2+y2=(8−y)2=64−16y+y2 x2=64−16y 10x−x2=8yなので、x2=10x−8y よって、10x−8y=64−16y 10x+8y=64 5x+4y=32 4y=32−5x y=8−45x x2=64−16y=64−16(8−45x)=64−128+20x x2−20x+64=0 (x−4)(x−16)=0 ここで、x < 10なので、x = 4
したがって、DC′=4cm , C′A=10−4=6cm y=8−45×4=8−5=3 △ABC' = 21×8×6=24 cm2 △DC'P = 21×4×3=6 cm2 △BCP = 21×BC×CP=21×10×(8−3)=21×10×5=25 cm2 四角形BCPC' = △BCP + △BC'P = 2×25=50 cm2 (3) BPの長さを求める。
△BCPにおいて、BC=10,CP=5なので、三平方の定理より BP2=BC2+CP2=102+52=100+25=125 BP=125=55