2つの円 $x^2 + y^2 = 5$ と $x^2 + y^2 + 4x - 4y - 1 = 0$ の共有点と点 $(1, 0)$ を通る円の中心と半径を求める問題です。

幾何学共有点円の方程式座標平面
2025/4/20

1. 問題の内容

2つの円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5x2+y2+4x4y1=0x^2 + y^2 + 4x - 4y - 1 = 0 の共有点と点 (1,0)(1, 0) を通る円の中心と半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

2つの円の共有点を通る円の方程式は、定数 kk を用いて
x2+y25+k(x2+y2+4x4y1)=0x^2 + y^2 - 5 + k(x^2 + y^2 + 4x - 4y - 1) = 0
と表せます。この円が点 (1,0)(1, 0) を通るので、この座標を代入すると、
12+025+k(12+02+4(1)4(0)1)=01^2 + 0^2 - 5 + k(1^2 + 0^2 + 4(1) - 4(0) - 1) = 0
4+k(1+0+401)=0-4 + k(1 + 0 + 4 - 0 - 1) = 0
4+4k=0-4 + 4k = 0
4k=44k = 4
k=1k = 1
よって、求める円の方程式は
x2+y25+(x2+y2+4x4y1)=0x^2 + y^2 - 5 + (x^2 + y^2 + 4x - 4y - 1) = 0
2x2+2y2+4x4y6=02x^2 + 2y^2 + 4x - 4y - 6 = 0
x2+y2+2x2y3=0x^2 + y^2 + 2x - 2y - 3 = 0
平方完成すると、
(x2+2x)+(y22y)=3(x^2 + 2x) + (y^2 - 2y) = 3
(x2+2x+1)+(y22y+1)=3+1+1(x^2 + 2x + 1) + (y^2 - 2y + 1) = 3 + 1 + 1
(x+1)2+(y1)2=5(x + 1)^2 + (y - 1)^2 = 5
この円の中心は (1,1)(-1, 1) で、半径は 5\sqrt{5} です。

3. 最終的な答え

中心: (1,1)(-1, 1)
半径: 5\sqrt{5}

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