方程式 $x^2 + y^2 + 2px + 3py + 13 = 0$ が円を表すとき、定数 $p$ の値の範囲を求めよ。

幾何学円の方程式平方完成不等式
2025/4/20

1. 問題の内容

方程式 x2+y2+2px+3py+13=0x^2 + y^2 + 2px + 3py + 13 = 0 が円を表すとき、定数 pp の値の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

与えられた方程式を円の方程式の標準形に変形する。
標準形は (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 (ただし、r>0r>0)。
与えられた方程式を平方完成させる。
x2+2px+y2+3py+13=0x^2 + 2px + y^2 + 3py + 13 = 0
(x2+2px+p2)+(y2+3py+94p2)p294p2+13=0(x^2 + 2px + p^2) + (y^2 + 3py + \frac{9}{4}p^2) - p^2 - \frac{9}{4}p^2 + 13 = 0
(x+p)2+(y+32p)2=p2+94p213(x + p)^2 + (y + \frac{3}{2}p)^2 = p^2 + \frac{9}{4}p^2 - 13
(x+p)2+(y+32p)2=134p213(x + p)^2 + (y + \frac{3}{2}p)^2 = \frac{13}{4}p^2 - 13
この方程式が円を表すためには、右辺が正である必要がある。
134p213>0\frac{13}{4}p^2 - 13 > 0
13p252>013p^2 - 52 > 0
p24>0p^2 - 4 > 0
(p2)(p+2)>0(p - 2)(p + 2) > 0
したがって、p<2p < -2 または p>2p > 2

3. 最終的な答え

p<2p < -2 または p>2p > 2

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