2つの円、円1: $x^2 + y^2 = 5$ と 円2: $(x-1)^2 + (y-2)^2 = 4$ が与えられています。 (1) これらの円が異なる2点で交わることを示します。 (2) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求めます。 (3) 2つの円の交点の座標を求めます。 (4) 2つの円の交点と点(0, 3)を通る円の中心と半径を求めます。
2025/4/20
1. 問題の内容
2つの円、円1: と 円2: が与えられています。
(1) これらの円が異なる2点で交わることを示します。
(2) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求めます。
(3) 2つの円の交点の座標を求めます。
(4) 2つの円の交点と点(0, 3)を通る円の中心と半径を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 2つの円が異なる2点で交わることを示すには、2つの円の中心間の距離が、2つの円の半径の和よりも小さく、差よりも大きいことを示します。
円1の中心は(0, 0)で半径はです。
円2の中心は(1, 2)で半径は2です。
中心間の距離は です。
半径の和は です。
半径の差は です。
が成り立つため、2つの円は異なる2点で交わります。
(2) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求めるには、円1の方程式から円2の方程式を引きます。
(3) 2つの円の交点の座標を求めるには、(2)で求めた直線の方程式を使い、どちらかの円の方程式に代入します。
を に代入します。
または
のとき、
のとき、
交点の座標は と です。
(4) 2つの円の交点 と と点(0, 3)を通る円の方程式を求めます。円の方程式を とします。
3点を通ることから、
中心 , 半径
3. 最終的な答え
(1) 中心間の距離が半径の和と差の間にあるので、異なる2点で交わる。
(2)
(3) と
(4) 中心 , 半径