まず、3つのサイコロの目の出方の総数を計算する。
各サイコロの目の出方は1から6の6通りなので、3つのサイコロの目の出方の総数は6×6×6=216通りである。 次に、3桁の整数abcが23の倍数になる組み合わせを考える。abcは100a+10b+cと表せる。 100a+10b+c=23k(kは整数)となるようなa,b,cの組み合わせを求める。 100≤100a+10b+c≤666なので、100≤23k≤666となる。 100/23≈4.35なので、k≥5。 666/23≈28.96なので、k≤28。 したがって、5≤k≤28。 kを5から順に代入して、23kの値が各桁が1から6の範囲に入るかを調べ、条件を満たすものを数え上げる。 23×5=115 23×6=138 23×7=161 23×8=184 23×9=207 23×10=230 23×11=253 23×12=276 23×13=299 23×14=322 23×15=345 23×16=368 23×17=391 23×18=414 23×19=437 23×20=460 23×21=483 23×22=506 23×23=529 23×24=552 23×25=575 23×26=598 23×27=621 23×28=644 上記の23の倍数のうち、各桁の数字が1から6の範囲にあるものを数える。
115, 138, 161, 184, 207, 230, 253, 276, 322, 345, 368, 414, 437, 460, 483, 506, 529, 552, 575, 598, 621, 644
207, 322, 368, 437, 506, 529, 598を除く15個が該当する。
したがって、確率は2169=241である。