回路の合成抵抗が $4\ \Omega$ であるとき、$r$ の抵抗値を求める問題です。

応用数学電気回路抵抗合成抵抗並列接続直列接続方程式
2025/4/23

1. 問題の内容

回路の合成抵抗が 4 Ω4\ \Omega であるとき、rr の抵抗値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、並列に接続された 6 Ω6\ \Omegarr の合成抵抗を計算します。
並列抵抗の合成抵抗の公式は次のとおりです。
1R並列=1R1+1R2\frac{1}{R_{並列}} = \frac{1}{R_1} + \frac{1}{R_2}
6 Ω6\ \Omegarr の並列合成抵抗を R並列R_{並列} とすると、
1R並列=16+1r\frac{1}{R_{並列}} = \frac{1}{6} + \frac{1}{r}
R並列=6r6+rR_{並列} = \frac{6r}{6+r}
次に、2 Ω2\ \Omega の抵抗と R並列R_{並列} が直列に接続されているので、全体の合成抵抗は、
R全体=2+R並列=2+6r6+rR_{全体} = 2 + R_{並列} = 2 + \frac{6r}{6+r}
問題文より、R全体=4 ΩR_{全体} = 4\ \Omega であるから、
4=2+6r6+r4 = 2 + \frac{6r}{6+r}
2=6r6+r2 = \frac{6r}{6+r}
2(6+r)=6r2(6+r) = 6r
12+2r=6r12 + 2r = 6r
12=4r12 = 4r
r=124=3r = \frac{12}{4} = 3

3. 最終的な答え

3 Ω3\ \Omega

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