(1) 物体にはたらく力を図示すると、以下のようになる。
(2) 糸1の張力を水平方向と鉛直方向に分解する。
- 水平方向成分:T1x=T1sin30∘ - 鉛直方向成分:T1y=T1cos30∘ (3) 物体が静止しているため、力の釣り合いが成立する。
- 水平方向:T2=T1sin30∘ - 鉛直方向:T1cos30∘=mg (4) 鉛直方向の式からT1を求める。 T1=cos30∘mg=23mg=32mg ここで、m=3.0kg、g=9.8m/s2、3=1.7を代入する。 T1=1.72×3.0×9.8=1.758.8≈34.588≈35N (有効数字2桁) (5) 水平方向の式からT2を求める。 T2=T1sin30∘=T1×21=2T1 T1≈34.588Nを代入する。 T2=234.588≈17.294≈17N (有効数字2桁)